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個人情報が漏えいしてしまった場合、対応策はあるのか?

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くそっ やられた(AA略) ウイルスだ!!!

(個人情報が漏えいしてしまったキラくん)

 

個人情報の漏えい事件は日に日に増え、テレビや新聞などでも広く取り扱われるようになりました。

 

最近ではSNSの公開設定を非公開にしたり、不用意にプライベートに関するつぶやきをしないなど

SNSユーザーのリテラシーにも向上がみられます。(学生層は依然として危険ですが)

 

 

しかし、「もう流出してしまったんだ!」つまり情報漏えいの被害にあった場合、何か有効な手立てはあるのでしょうか。

情報漏えいしてしまったら、被害を最小限にすること

結論を先に言ってしまうと、情報漏えいしてしまった場合なかったことにはできません。

 

ネットには以下のような仕組み・サービスがあります。

・インターネットアーカイブ(WAYBACK MACHINEなどいろいろあります)

勝手にウェブ中をクロールしてウェブサイトの状態をコピーして保存するので、ウェブページを消しても無意味・・・。

 

・魚拓(ウェブ魚拓などいろいろあります)

元のページに影響されずにそのサイトの内容を保存・共有できる。ウェブページを消しても無意味・・・。

 

・SNSや検索エンジンでの爪痕

漏えいした個人情報が拡散されてしまうと、検索した場合なんらかの場所でヒットします。

 

・サジェスト汚染

もはや名前で検索する前に、予測候補として個人情報漏えいについて出てくる。注目度が非常に高いという絶望的な状態。

 

・P2P共有ソフト

もはや個人のパソコン間で断片的な情報がシェアされている状態。能動的に消すことは不可能に近い。

 

上で挙げた以外にもいくつか自動的にログを取るような仕組みがあり、ネットに公開設定で投稿した場合かなりの確率で上のどれかにひっかかります。

また、悪意あるスクリプトなどで情報が漏えいした場合はまず間違いなく共有ソフトでシェアされているでしょう。

 

一度ネットに出た情報はネットから取り消せません。

 

なんらかの理由で情報が漏洩してしまったら、まずは取り消すことは諦めましょう。

過去に2chやニコニコを中心とした祭りがいくつも存在していますが、どれも名前で検索すればトップページにワラワラと過去の情報がのっています。

 

こうなってしまっては、手立てはありません。

状況を適切に把握、対処し最小限の被害に止める

情報漏えいそのものは取り消せませんが、かといって指をくわえて見ているだけともいかないでしょう。

 

情報漏えい被害がわかった時点で、速やかに正確な被害を把握し、落ち着いて対処しましょう。

 

・実名や電話番号、住所が漏れただけか?

・金融情報は漏れていないか?

・写真や動画など視覚的な情報は漏れていないか?

 

何が漏れたか、もしくは漏れた可能性があるかを把握することで適切な対処を行うことができます。

例えば、正直実名がネットに漏れただけではたいした影響はありません。その実名単体では役立たずだからです。よほどめずらしい名前でもない限りは、同姓同名なんていくらでもいます。

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電話番号も着信拒否を行えばいいだけですし、どうしても嫌なら電話番号を変えれば良いだけ。

 

住所の場合はやっかいですが、万が一不審者被害などにあったら警察に相談しましょう。

住所が漏れた場合、ネットで「スネーク」と呼ばれる輩が周りに現れます。最悪の場合盗撮などの被害も考えられるので、一軒家の場合は注意しましょう。炎上事件でないただの情報漏えいの場合は大丈夫。

 

マンションの場合は、基本的にどのようなサービスでも何号室という情報まで書くのは避けましょう。

郵送等で必要な場合は、その号室を別途出品者や販売元に連絡して送ってもらうようにした方がより安全です。

金融関係の情報が漏れた場合

銀行口座や証券番号もそうですが、ネットでもっとも多いのはクレジットカードの詳細(番号、セキュリティコード、暗証番号)情報が漏えいするパターンでしょう。

このような情報が漏れたとわかったら、とにかくすぐにクレジットカード会社に連絡してカードを一旦止めましょう。

 

その後、落ち着いてどのようにすれば良いかクレカ会社の指示に従うなり、ネットで検索するなりしましょう。

とにかく被害をコントロールすることが大切です。

 

迅速な対応が鍵ですので、普段から「おかしな出費がないか?」というのを監視することも大切です。

面倒なんですけどね。

写真や動画が漏れた場合

精神的におそらくもっとも辛いのは、自身の写真や動画が実名とともに流出してしまった場合でしょう。

 

それも別に写真単体ならまだしも、よくわからない噂や過去の恥ずかしい投稿、あるいは悪行とセットでネットに出回ろうものなら・・・

生涯にわたって悩まされることになります。過去の事例でも内定取り消しなどが起きています。

 

この場合は躊躇せず弁護士に相談し、指示に従って適切な対処をとるようにしましょう。

個人のレベルでどうにかできるものではありません。

 

また、弁護士などから削除依頼などが届いたウェブサイトでは、一旦その記事の掲載をやめて、サテライトサイトと呼ばれるサイトで再度拡散するなどという手法が取られることがあります。

これをやられてしまうと倍々で情報が拡散していってしまうので、安易に個人レベルで削除依頼等は出さない方が賢明でしょう。

 

Googleの検索エンジンは、もはや小手先のSEO操作でなんとかなるようなものではありません。

 

まとめ

情報漏えいの被害にあったり、意図しないプライベートな情報がネット上に回った瞬間にもう取り返しはつきません。

できることは、どのような情報が漏れたかを適切に把握し、被害を最小限にコントロールすることだけです。

 

今時、非公開設定でも悪意を持ったともだちや「あやしいフォロワー」などを通じて公開設定のアカウントに晒されていく時代です。

 

割と真剣に、インターネットに写真や動画を投稿しないというのが最善手だと思います。

 

どうしても手がウズウズするなら、美味しそうな食べ物と猫の写真だけアップロードしておけばいいんですよ。ほんとに。

あと、ウェーイな場でウェーイな人に写真取られたら確実にネットに出回るので。気をつけてください。

 

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