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アプリ入れすぎな人は要注意?iPhoneアプリ自動アップデートの罠

画面を埋め尽くす多数のアプリ、入れすぎ?

iPhoneのホームで、スライドできるページ数が実に10ページを超える人を見たことがあります。

「一体どれだけアプリ入れたら気が済むのか」、「その1/10も使わないだろう」という思いがふつふつとわいてきました。

 

その後様々な方の話を聞いてみると、どうやらiPhoneのホーム画面ページ数が5を超える人は結構いるようです。

中には「アプリをたくさん入れていないと使いこなせていない気がする」などという意見までありました。

 

少なければ良い、多ければ悪いといった類のものではないのですが、使わないアプリで画面が埋め尽くされる事態は避けるべきです。

最近多い「自動アップデート」に罠が潜んでいるためです。

 

アプリの自動アップデートによる危険

利便性を追い求めるあまり、iPhoneのiOSやAndroidなど最近のOSでは自動アップデート機能が当然のようについています。

自分で管理しなくても勝手にアップデートしてくれるので便利かと思いきや、実はかなりリスクのある機能でもあるのです。

 

例えば、綺麗に自撮りを修正してくれるアプリをインストールしたとします。

アプリを初めてインストールした段階では、特に何の問題もないアプリだったとします。

 

そしていくつかのバグ修正による自動アップデートを経た後、いつの間にか自分の自撮り写真がネットに出回っていることを発見します。

不審に思ったユーザーが調べてみると、どうやらあるバージョンからこっそり情報を抜き出すコードが追加されていた・・・。

 

実際これに近い事例も起きている他、PCでも同様の事例は多数確認されています。

対策としては各アプリの自動アップデートを切るのはもちろん、アプリのレビューなども常に監視して危険性がないアプリかどうか定期的に判断するしかありません。

 

自分の携帯に100以上ものアプリがインストールされていたら、果たしてそれらは管理できるのでしょうか?

 

かといってアップデートをしないと、セキュリティ上の脆弱性を悪用した悪意ある攻撃の被害にあってしまうことも考えられます。

特にブラウザー系アプリなどインターネットに繋ぐものは狙い撃ちにされやすいため、アップデートしない!というのも非現実的です。

 

そのため、アプリは必要最小限に、(相対的に)信頼できる提供元からのみダウンロードすることが重要になってきます。

目安として、特段の理由なく一ヶ月以上使っていないアプリは消してしまいましょう。万が一必要になったらまたダウンロードすれば良いだけですから。

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パソコンも同様、インストールしすぎに注意

スマホに限った話ではなく、パソコンでも全く同じことが言えます。

使わないソフトやアドインなどは極力減らし、管理しやすくすることが重要です。

 

インストールされているソフトの数が多ければ多いほどそれらの保守点検(最新かどうか、不正なコードが追加されていないかどうか)が難しくなります。

しかも携帯アプリと違って、複数の箇所に影響を及ぼすことも多いパソコンのソフトでは、単にアンインストールしただけでは消えないゴミデータがあることも。

 

適切にアップデートされないソフトはセキュリティホールをそのまま残すだけですが、自動アップデートを悪用する攻撃者もいます。

結局スマホの場合と同じように、ソフトは必要最小限に、信頼できる提供元からのみダウンロードするしかありません。

 

先ほど相対的といったのは、絶対に信用できる提供元などないからです。AppleやGoogleですら位置情報の取り扱いが話題になったこともあります。

しかし大企業でユーザーが多い提供元は、相対的には信用できます。利用者が多い分不具合やウイルス被害の報告が迅速に流れるためです。

 

誰も知らない、利用者も少ないようなサービスでは致命的なセキュリティ上の欠陥ですら長い間見逃される危険性があります。

 

特にソフトのインストールなどというと身構えるユーザーもいることでしょうが、既存ソフトへのアドイン(追加機能を実現するための後入れコード)などはガードがゆるくなりがち。

ChromeやFirefoxなどの拡張機能が売りのブラウザーもそうですし、業務に利用しているエクセルへのアドインも身元不明な第三者の提供コードは避けましょう。

そもそもアプリだらけの状態は良くない

当たり前ですがiPhoneなどにインストールされているアプリが多ければ多いほど容量を食ってしまいます。

特にAndroidですがホーム画面に表示されるアプリが多ければ多いほど動作に影響を与えることも知られています。

 

また、アプリを多数を開いたままにしている(バックグラウンドで動作している)とスマホの動作はどんどん遅くなってしまい、バッテリーの消費も早まります

最初から起動できるアプリの数を少なくしておけば(インストールするアプリの数を減らしておけば)そのような事態も防げます。

まとめ

海外ではKISSという言葉があります。私は"Keep It Simple and Stupid"と教わりましたが、要するに「シンプルでバカでもわかるようにしなさい」ということです。

これは設計(ITに限らず)でよく使われるもので、簡潔かつ分かりやすくすることで設計の手間を減らしたり、保守点検を簡単にできるなど様々な利点があります。

 

アプリやソフトにインストールについても、同じようにKISSしましょう。インストールするソフトはシンプルに、一覧はわかりやすく。

何でもかんでもインストールしてホーム画面やデスクトップがアプリアイコンで埋め尽くされるのは避けるようにしたいですね。

 

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