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ストロベリームーンは赤く見えるからではない?現象の理由と見方

今日は・・・ストロベリームーン!

月は人類が唯一足を踏み入れ、帰還したこともあるもっとも馴染みのある天体です。

古来から歌や詩に取り入れられ、日本では昔から風情の一部として親しまれてきました。

 

そんな月ですが時期と角度によって見え方が大きく変化し、それら一つ一つに名前が付いています。

今回は、ちょっと特別な見え方をするものをいくつか紹介したいと思います。

 

とりあえずストロベリームーン

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(Image by https://o.aolcdn.com/)

あら不思議、月が赤っぽい色になっています。そのため、赤いいちごにちなんでストロベリームーンなんですね。

いちご100%を連想させますが、案の定この月を見ると恋が成就するとかしないとかそういった願望噂が存在するようです。

 

では、なぜ赤く見えるのでしょうか?

 

それは、夕日が赤く見えるのと同じ理屈です。レイリー散乱という現象が鍵を握って居ます。

光(可視光)には様々な波長があり、赤ければ波長が長く、青ければ波長が短くなります。

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波長が短いということは、波の間隔が短い、つまりより頻繁に波が上下します。

波長が短い青い光はより空気中の粒子などにぶつかりやすくなり、その色が強く出ます。(散乱)

そのため、空などは太陽からの光のうち、青い光があちこちで散乱された結果、青く見えます。

 

ところで空を見上げたまま地面に穴をあけ、下へ下へと降りて行くと空はだんだんと赤く見えるようになります。

これは、空との距離が遠くなったことによって光が通る大気の厚みが増し、青い光はすぐ散乱してしまうのです。その結果、粒子にぶつかりにくい赤い光がより観測者に届くように。

夕日が赤いのは、実はこれと同じ効果です。太陽が沈む直前では、太陽の光は観測者に対して水平に届くため光が通る大気の厚みが増します。同じように波長の短い青い光はすぐ散乱し、遠距離まで届く赤い光がやはり強調されるのです。

 

そしてストロベリームーンは6月の満月によく見られますが、それは6月の満月では月が1年を通してもっとも低い位置で通過するためです。

月の光も夕日と同じように低い位置に来ると赤みがかかって見えるようになるのです。

 

逆に高い位置にある光は、青白く見えたりしませんか?

 

また6月は梅雨により湿度が上がり、その結果空気中の粒子が増え、波長の短い青い光がより散乱されます。

 

その相乗効果で、ストロベリームーンが生まれるわけですね。

ストロベリームーンは赤く見えるからストロベリーではない?

実際のところ、ストロベリームーンの由来は月が赤く見えるからではなく、6月がイチゴ狩りのシーズンだからだと言われています。

確かに正直今日月を見ても、全く赤くないですよね。実際肉眼で見ても夕日のように赤く見えることはないようで、結局Photoshoppingというわけです。

 

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ストロベリームーンを観測したい場合は、できるだけ背景が青く(青黒く)見えるような時間帯がベストです。

また、街中から見上げるよりは海辺などから月を覗いた方が、より光が散乱して赤く見える・・・かもしれません。

スーパームーン

月が地球に超接近し、その結果いつもよりも大きく見える現象ですね。以前書いたのでこちらの記事も紹介します。

 

不思議の国のアリス症候群かと思ってしまいます。

ムーンボウ

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(Image by http://camilographics.com)

月そのものではないですが、虹が夜に見られるなんて・・・という幻想的な現象です。月虹とも呼ばれたりします。

昼間の虹と同じように空気中の水滴などがプリズムの役割を果たし、虹色に見えます。が、光が昼間に比べて弱いため、白っぽく見えるのが

 

特徴です。

 

ブルームーン

カンの良い方は予測して居たかもしれませんが・・・赤く見えるなら、青く見えても良いですよね。

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(Image by pbs)

火山灰や塵、ガスなどにより多量の粒子が空に巻き上げられ、青い光が散乱されることによって起きると言われています。

また写真にもある通り、雲がかかっている時にコントラスト的に青く見えるような場合もあります。

 

しかしどのような条件で起きるかは詳しく分かっておらず、定義も存在しないためストロベリームーンほど一般的に浸透してはいないようです。

 

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