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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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SNS連携や同期機能の危険性。誤爆&身バレの罠と4つの対処法

そのSNS連携機能、命取り

ロンブーの田村亮氏がAbemaTVへのコメントで狩野英孝を擁護、芸能事務所を批判する内容を匿名で書き込んだところ、Twitterと連携されており、そのコメントがツイッターのタイムラインにも並ぶことになってしまいました。

このことを受けて田村亮氏はすぐに謝罪のツイートを行なったものの、彼の隠すところのない本音は世界中に対してぶっちゃけられることとなりました。

 

最近はなんでもGoogleアカウントやFacebookアカウントで「代わりに」ログインすることができるので、新しいサービスでも一から会員登録の必要がないことも多いです。

ついついその利便性に頼り、自身のSNSアカウントと様々なサービスを紐付けすぎている人もいるのではないでしょうか。

自分のSNSと連携しているサービス、答えられますか?

Gmail、FacebookそしてTwitterのそれぞれに対して、どれくらいのサービスが連携されているか即答できますか?

即答できないような状況では、匿名でどこかのサイトにコメントを書き込むという行為は間違いなく避けるべきです。

 

例えばYahoo!ニュースに対して匿名でコメントしたつもりがFacebookで実名+写真とともにコメントが公開されてしまった、などということになりかねません。

新たなWebサービスでは、ログイン情報として提供しているSNS連携機能がどのように使われるか、分かりにくいことだってあるでしょう。知らない間にユーザーIDが本名で運営されているかも知れません。

 

また、GmailやYahoo!などのサービスにログインし、「ログイン状態を保持」のようなチェックボックスをオンにしてブラウジングするのも危険です。

ログイン状態を認知し、より簡単にSNSと紐つけられたりする可能性が高まるからです。

 

最終的にSNSと連携したり、コメントを投稿したりするのは各ユーザーの行動による結果です。責任は自分自身にあると考え、できる限りの予防策とリスクヘッジを行なっておきましょう。

SNS連携に対する対処法

SNS連携とそれによる身バレなどから身を守るための4つの対処法を紹介したいと思います。

その1:PC・スマホ、PC内のアカウント管理などで役割分担を行う

Gmail、Facebook、Twitter、Instagramなど多数のSNSサービスがあり、複数のアカウントを持っていて、さらに複数の端末を持っている人などは要注意です。

どの端末でどのサービスを利用していてどのSNSがログイン状態がオンになっていて連携・同期がこうで・・・なんて把握している人はごく少数と推測されます。(仮にスパゲッティログイン状態とします)

 

スパゲッティログイン状態では、もはやどの機能がその他の機能と繋がっているか紐解くのはかなり難解で、再起動したって全ての縁を切ることはできません。

そこで、端末ごと、アカウントごとなどで利用するSNSを決めてしまうのがシンプルです。

 

もっとも簡単な例では、SNSはスマホのアプリ「でのみ」連携することとし、PC上では一切のSNSにログインしないというもの。

これを徹底できれば、匿名でコメントを打ちたい場合はPCを利用するだけで安全に投稿することができます。コンピューターウイルスなどによるアカウント情報漏れやTwitter乗っ取りなども防げるでしょう。

 

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他にも同一のパソコンで別々のアカウントを利用することにより、同様の効果が期待できます。

例えば情報漏えい対策として管理者権限のアカウントは普段は使わず、「SNS用」と「ネットサーフィン用」などにパソコンのアカウントを分けて管理するなどがおすすめです。

その2:連携機能及び「他サービスでのログイン」を控える

SNSを端末と同期したり、他のサービスと連携することを避けるようにするのも一つの重要な手です。正直なところ連携機能が絶対に必須!などというような利用シーンはありません。

利便性とセキュリティは相反することが多い要素で、それはこの件についても例外ではありません。

 

少なくともSNSアカウントの中でも優先順位をつけ、個人を特定できるような情報が含まれるSNSは絶対に連携しないようにしましょう。

Twitterは、そのバイラル性を狙って特に連携先としてターゲットにあがり易い性質があるので、Twitterに個人情報を投下するのはオススメしません。(捨て垢は除く)

 

別のサイトでのサービス利用登録や会員登録などでも、面倒だと思っても一から「そのサイトで」会員登録を行うようにした方が良いでしょう。

その3:例え匿名だろうが、行きすぎた発言は控える

Facebookなどの実名系SNSが主流の欧米とは違い、日本では昔から匿名型の掲示板が親しまれてきました。代表的なものといえば2chで、本音と建前を駆使する日本人にとってはうってつけのコミュニケーションツールだったことでしょう。

最近の匿名コメントでも、2chに見られるような暴言や名誉毀損に近い発言などが見られることもありますが、そもそもこういった発言を匿名でしないことを推奨します。

 

昔の2chも決して匿名性が十分だったとは言えませんが、特に最近は匿名性などというものはないと考えた方が得策です。

Yahoo!ニュースのコメントのように一見匿名のように見えてもアカウントと紐ついていたりすることもありますし、サーバーサイドで攻撃を受け、コメントとともにアクセス情報が流出することもありえます。

 

さらにはロンブー亮のケースのように、連携機能を通じて匿名のはずだったコメントがSNSで実名公開・・・という事態だってありえるのです。

例え匿名のコメントだったとしても、それが最悪家族や職場にバレたとして問題がない・少ない程度に抑えるのが無難でしょう。

 

どうしても吐き出したい方はTorなどの匿名化ソフトを駆使して頑張るか、身近な人に愚痴る程度にとどめておきましょう。

その4:利用するSNSを絞り、徹底管理する

複数のSNSを公開設定・連携状態・同期関係など含めて完全に管理するのは個人レベルでは困難です。しかし、一つのサービスであればなんとか個人でも把握しきれる程度でしょう。

そこで、(どうしても実名SNSをやりたいのであれば)個人情報を投下するサービスを一つにしぼり、そのSNSのみ公開設定などの範囲を厳しく管理することがおすすめです。

 

当然他のサービスとの連携は全て切り、現実世界で顔見知った人間のみの公開とする、などというような厳しめの管理を行っておけばそうそう落とし穴にひっかかることもないでしょう。

Facebookをメインと決めたなら、Twitterなどはあくまで身分を隠して行うようにする、といった具合です。

 

単一のサービスだけ見ていれば良いのであれば、問題が起きた時にも特定・対処が比較的容易です。

まとめ

・PC・スマホ、PC内のアカウント管理などで役割分担を行う

・連携機能及び「他サービスでのログイン」を控える

・例え匿名だろうが、行きすぎた発言は控える

・利用するSNSを絞り、徹底管理する

 

これらを徹底的に実践することで、連携機能の身バレ以外にも概ねネット上で炎上しやすい各種の問題は防ぐことができるでしょう。

何よりも重要なのは、これらの施策を意識することによって自身の情報を取り扱う態度にも改善が期待できること。

 

是非、「自分自身の個人情報を扱っている」という意識を持ってSNSなどを利用するようにしましょう。

 

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