オチェアーノ - 情報の海に溺れて

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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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スマホカメラの恐ろしさ。凄惨な事故現場をパシャパシャシェアする無自覚さ

スマホの普及に従い、ほとんどの人が常に高画質のカメラ、レコーダーを所持しているのと同じ状態になりました。

それと同じように写真がメインとなるSNSなども流行し、一般人が撮影した写真が一瞬で全世界に公開される下地が整っています。

 

そのような背景もあり、盗撮事件なども以前より多く明るみに出るようになりましたが、もっとも懸念すべきは写真投稿前のフィルターでしょう。

ネットに流れる写真の中には、あまりにも酷いものも含まれています。

 

もちろん紛争地域で戦場カメラマンなどが撮影するショットもショッキングなものは含まれますが、

必要に応じて加工し、本当に公開して問題ないか熟考の上で公開されます。強力なフィルター・チェック機能があるわけです。

 

それでも物議をかもす写真があるわけなので、一般人が撮ったまま上げた(アップロードした)写真はどれほど危ういか良く分かるというもの。

まとめサイトなどに横行する、フィルターなしの危険な画像

一般的なニュースサイトなどであればチェックがかかっているのでショッキングな写真を恐れる必要性は少ないはず。

しかし、個人が運営するまとめサイトや、一部のキュレーションサイトでは「これ、大丈夫?」というような写真が加工無しで載せられることもしばしば。

 

あえてリンクは張りませんが、例えば事故現場であったり、難病の特異的な画像であったり。

見るだけでショックを受け、場合によってはPTSDを発症してしまいそうなぐらい凄惨なものもあるようです。よく、【閲覧注意】などと題されるようですが。。。

 

他にも撮影許可を取ったのかすら不明な一般人の画像(顔がはっきりと分かるレベルで)が載せられていたり、女性の盗撮画像なども掲載されています。

自分が知らないところで自分の顔がシェアされている可能性もあり、恐ろしい世の中になったなと思わされます。

 

ブログやWordpressなどで個人メディアも増えた中、改めてモラルであったり、常識のフィルターの重要性を認識する必要があるでしょう。

無自覚な写真シェア、見る側の対策

このようにセンシティブな写真をうっかり見てしまわないようにするには、怪しげなまとめサイトなどを避ける他ありません。

大手のニュースメディアなどではショッキングな写真の場合必ずなんらかのクッションが設けられているのでいきなり写真を見てしまうことも少ないでしょう。

 

まとめサイトの中でも、例えば凄惨な画像にはモザイクをかけて掲載し画像をクリックした場合のみ元画像に飛ぶ、などといった細工を施しているところもあります。

まとめサイト運営側も、最低限このような配慮を広めていって欲しいものです。

 

個人的には、Google画像検索もモザイクなどの対策を強めて欲しいと願っています。

現在Google画像検索で特定のワード群(といっても一般名称)を検索すると、なかなかショッキングな画像が修正なしに並びます。

 

そして、スマホカメラの利便性は更なる問題を引き起こしています。

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スマホカメラで撮られることに敏感になる社会

当然の反応でしょうが、だんだんと写真撮影を警戒する人間が増えています。

 

観光地で普通に風景を撮ろうとしている人に対して明らかに嫌そうな目を向ける人々や、食って掛かる人もみかけます。

街角で子供の撮影でもしようもんなら、両親から警察に通報されかねない勢いです。

 

これは、ネットで横行する写真の悪用や無断転載、拡散や名誉毀損行為などが一般に広く認知されるようになった結果でしょう。

無断撮影の写真なんて何されるかわからないという、至極当然の疑いや警戒に基づいた反応といえます。

 

電車で座っている人を無断撮影してけなすなどという行為もここ数年で報告されるようになってきました。

このような状況をうけ、他人に対してカメラを向けるという行為はますます忌み嫌われるようになっていく可能性が高いです。

カメラを向ける=銃口を向ける?

写真や動画などのメディア情報の取り扱いには細心の注意が必要である、との認識をみな持っていると信じたいもの。

しかしスマホで撮ったら自動でシェア!といわんばかりの世の中。人にカメラを向けるという行為は、もはや銃口を向けるのと似ています。

 

物理的に危害を加えるのか、社会的な死を与えるのか。

 

写真を撮られただけで大げさな、と考える方もいることでしょう。
しかし写真を加工されたら?その写真が政治的にセンシティブなメッセージと共に、テロ組織に投稿されたら?

 

実際に起きていることです。

 

今一度、人に写真を撮られるということが何に繋がるか。ネット上で写真を晒すということがどういうことか。考え直すタイミングです。

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