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避けては通れぬLINEの闇

衰えを見せないLINEの勢力拡大、その裏にあるセキュリティ問題

海外ではWhatsappの勢力がまだまだ根強いけど、国内においてLINEはもはや不動の地位を手にしたといっても過言じゃない。スマホを持っている人間でラインをインストールしていない人を探す方が時間がかかるぐらいには浸透している。

ちょっと気になる素敵な女性が居たとき、昔は”メールアドレスを教えてもらえませんか”だったのが今や”ライン交換しませんか?”ときたものだ。時代ってスゴイ。電話番号は相変わらずの地位みたいだけれど・・・。

 

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でもLINEのやりとりってとてもプライベートなもの。当然やりとりしている当人達は完全に密室だと思って話しているし、密室だと思っているからこそ人の汚い本音とか犯罪行為のようなことをやりとりする。ベッキーやゲス極み川谷も、例のライン流出事件で非常に注目されているけど、全ユーザーに範囲を広げたら氷山の一角かも知れない。

ラインは本当に密室なの?

例えば携帯電話での通話とかの盗聴は、電波通信事業者を通しておりその複数のベンダーや委託先にわたるまで複雑なシステムが絡み合っているので、アメリカNSAが行っていたようにそれなりに高度な技術が必要。だから、比較的安全な方ではある。

でも、ラインは全く密室じゃない。運営企業がやろうと思えば電話番号と紐づいているアカウントを探し出し、その会話を盗聴することなんて朝飯前だ。

AUのショップ店員が顧客の女性の情報を盗み見ていた事件が話題になったけど、ライン運営の従業員がもし同じような事象を起こしたとしたら、その被害は広範囲に及ぶ。

運営を100%信用できたとしても、例えば運営しているサーバーに不正ログインされ、会話ログなどが盗み出されたとしたらどうだろうか。銀行や巨大企業などが不正アクセスなどのサイバー攻撃に晒される中、ラインの運営だけは例外とはいかない。

いつターゲットになってもおかしくないのだから、不正ログインはありえませんなんて発表することはできない。だからラインの利用規約にも色々予防線が張ってある。

ライン運営というより、むしろ個人の情報管理

運営だけではなく使っている自分はどうだろうか。スマホにロックをかけているだろうか。ラインのアカウント情報はきっちり管理しているだろうか(そもそも覚えてる?)。ラインのID公開設定とかを把握しているか。

盗み見されたことはないか。クローンiPhoneを作られていないか。機種変の際に古い機種をきちんとデータ消去せずに売っていないか。ANDROIDであれば、不正な解析ソフトがインストールされていたりしないだろうか。

LINEは便利だし、私も正直愛用している。だけど、LINEは密室なんかじゃない。マジックミラーで覆われた部屋で、必要に応じていくらでも覗くことができる。そのような場で、公になると非常にまずい情報を公開していて良いのだろうか。良いわけがない。

人間誰しも後ろ暗いことはあるものだけど、それはできる限り他人の目に触れないようにしなければならない。そして、ラインでやりとりを公開するということは、つまりはプライベートな情報を外に発信しているのだということを強く意識すべきだ。

古くから伝わる、安全な情報交換手段・密会

どうしても不都合な情報をやりとりしたいときには、実際に会って話すことを選択すべきだ。

それが時間などの都合で許されないのであれば、メッセージを暗号化するとか、テレビとかの音を大きくしてノイズが入った状態で携帯を少し離して会話するとか、本当はそのぐらいした方が良い。それだけやっても警察などの手にかかれば、解析されてしまうだろう。

ラインだけではなくネットのフリーメールなども全て、”プライベートな情報が公共の場に広がる可能性がある”という意識を常に持つようにして、情報の重要性に応じて対応策を変えるべきだろう。

例えば”今日夜ご飯は要らない”というような日常会話なら何の気兼ねもなくラインを使えばよいだろう。しかし、それが不倫相手とのラインチャットだった場合は、もう少し何か考えなければならないかも知れない。

一番良いのは、後ろ暗いことをしない、だけどそんなの無理だ。ならせめて後ろ暗い情報が漏れないようする、ぐらいは徹底したい。自分ひとりが被害をこうむるならただの自己責任で終わるかも知れないけど、他人を巻き込んでしまったら加害者だ。

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