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IPアドレスがバレると住所などの個人情報が流出する?

IPアドレスバレた。。。「特定した」「特定しますた」「スネーク」

IPアドレスがバレると住所などの情報がバレてしまうと言われてびっくりした経験がある方は一定数いることでしょう。

最近でこそ2ch以外のネットコミュニティも活発になりましたが、10年ほど前は2chに勝るネットコミュニティなど皆無でした。

 

それだけ大きなコミュニティだったので、初心者に罠を仕掛けるような輩が多かったのです。

それらはfusianasanトラップなどとも呼ばれ、特定の文字列を名前欄に入力して書き込むことで発動します。

入力した文字列の代わりに、その書き込み元のIPアドレスを表示するような仕組みになっています。

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また、一部の板ではデフォルトで何も書かないとIPアドレスが表示されることもあります。

そのような仕組みを知らない初心者は、よく裏2chにいけるなどといって騙され、IPアドレスが晒されたものでした。

 

晒された瞬間、「特定した」などといった書き込みが並ぶのはお決まりです。

 

そもそもIPアドレスって何?

IPアドレスはインターネット・プロトコル・アドレス(Internet Protocol Address)の短縮形です。

ネットワークにつながれる機器をユニークに認識するための番号みたいなものです。

 

つまりIPアドレスは個人に紐付いているというよりは、デバイスに紐付いているものです。

具体的にはパソコンであったり、プリンターであったり。

 

そのため、IPアドレスから直接個人についての情報がバレるということは考えにくいもの。

ただし、犯罪を犯した場合はこの限りではありません。

 

利用者のサービスプロバイダに警察などから情報開示請求が届き、それに基づいて利用者の情報は公開されます。

犯罪予告などの逮捕事件が時々報道されますが、それらはこのような手続きに基づいて身元が割れます。

 

逆に言えば、一般利用者の範疇では情報開示は起きえません。

よって、IPアドレスが漏えいしただけでは住所等までバレる可能性は非常に低いです。

ネット上での「無知」による危険性

学生やインターネットへの理解が乏しい層(主にシニアの方々)なども当たり前のようにインターネットを利用しています。

またインターネットを利用するに当たってはあまりに多くの情報が存在するため、何に気をつけなければいけないかすら把握できないこともあります。

 

例えばFacebookやLineなどの利用規約や、個人情報の取り扱いなどに目を通したことのある方はサービス利用者の何割でしょうか。

更にそれら規約が改訂されるたびに追っかけているサービス利用者は、何割中の何割に留まることでしょうか。

 

そうやって考えていくと、インターネットを利用する際の「全ての利用規約」を読みきり、注意することが不可能だということが良く分かります。

最近有名な個人ブログ「やぎろぐ」が突然消えたことで話題に挙がりましたが、はてなの利用規約に抵触するような記事が原因とも言われていました。

 

有名ブロガーですら自分の領域についても完全に把握しきれないのですから、一般利用者がインターネットの利用規約を全て理解するのは非現実的です。

 

しかし、ネット上のトラブルは容赦なく利用者を襲います。

 

個人情報漏えいなどはもちろんのこと、不正アクセス、プライベートな写真の拡散、誹謗中傷、などなど。

ネット上で身を守るための大原則

では、インターネット上で身を守るためにはどのような点に注意しなければならないのでしょうか。

大原則として、「自分から」公開しない限り自分の個人情報が漏れることはありません。

 

そのため、不用意にウェブサービス上自分の個人情報を入力することは可能な限り控えましょう。特段の断りがなければ仮名なども一つの手です。

 

また、自分以外の誰かから情報が漏れる可能性もあります。
友人や家族、はたまた恋人であったり。他にも所属している団体や企業、学校などのPR活動等で公になることもありえます。

自分自身の情報が知らず知らずのうちに公開されている可能性もありますので、エゴサーチを行うのも手です。

(自分の名前で検索をかける)

大原則の例外・情報流出について

アカウント情報が盗まれ不正アクセスを仕掛けられたり、ウイルスに感染した場合は原則から外れてしまいます。

自分の意思に関係なく、パソコンやスマホ、またはクラウドサーバーにアップしている情報が盗まれてしまうためです。

 

このようなサイバー攻撃に対応する唯一の手段としては、漏れて困る情報をデータ化しないことです。

どうしてもデータ化が必要であれば、DVDなどに移して再生のみにしておくか、スタンドアローンのパソコンを用意する必要があります。

 

ネットワークに繋がっている以上、ネットワークに繋がった機器に保存されているデータは安全ではないということです。

高度なサイバーセキュリティ対策を施すのも良いですが、セキュリティ対策はいたちごっこの様相を見せています。

 

であれば、「そもそも漏えいする情報がない」状況を作り出してしまう方が良いでしょう。

まとめ

とりあえず、IPアドレスが漏えいしただけで何もかも特定されるということはありません。

しかしながら、ネットに公開している情報などから類推することで、様々な情報を芋づる式に引張りだすことができるのも事実です。

 

そのため、ネット上に公開する情報は最低限にする他、時々自分の名前で検索をかけて何かおかしいことになっていないか確認することも重要です。

知らず知らずのうちに炎上していた、などというのは恐怖でしかありません。

 

インターネットがどんどん身近になり、SNSの利用のハードルなども下がりつつあります。情報セキュリティについては利便性が上がれば危険性も同時に上がります。

 

情報漏えいなどのニュースなどに普段からアンテナを張り、自分の利用しているサービスの情報なども仕入れるようにしておきましょう。

 

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