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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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お客と店員の間に恋が発生する確率は0.01%。コンビニ店員情報流出事件について

コンビニ店員に勧められnanacoのポイントカードを作ったら、FACEBOOK経由でメッセージが

とあるコンビニで買い物して、店員にnanacoを進められたので用紙に記入したらその後店員からfacebook経由で出会いメッセージが届いたという。そんなツイートが話題となり、その店員が行ったFacebookのやりとりがTwitterに晒されてしまったそうです。

 

結果的には店員からしてみれば赤っ恥どころか、下手すれば首にされかねない状況になりました。この事件も、結局のところ情報を取り扱う人間のモラルの低さが引き起こした騒動に他なりません。女性の立場からしたら、恐怖を覚えたことでしょう。

特に今時はツイッターやFacebookなどでシェアしていくのが当たり前ですから、こういった事件はすぐに明るみになります。第一こんな形で情報を悪用する人なんかと付き合いたくないですよねー・・・。

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個人情報の取り扱いについて

オフィスで業務中に書類を扱う場合は、1に業務だということ、2に監視の目、3に問題発生・最悪の場合退職の危険性があるので普通は業務上の情報を流用したりはしません。

もちろんありえないというわけではありませんが、少なくともオフィス内での業務については非常に厳しい制限があるためそう易々と書類を見てラインなどでコンタクトを取る、などといった流れにはならないのです。

しかし接客業、とりわけコンビニなどになってくると個人情報の取り扱いについてオフィスほどの厳密性を期待することはできないでしょう。接客業故紙やデータではなく、人と人との関わり合いがあるので個人的な感情を抱くことだってあるでしょう。それは怒りであったり、恋慕であったり、様々です。

当然のことながら仕事をしているのですからこういった個人的な感情は業務とは切り離すべきです。なので“このお客さんの態度が気に入らないからネットに晒してやる”などといった行為は言語道断ですし、“このお客さんはすごく美人だから個人情報見てコンタクト取ろう”なんて論外です。

人間ですから、“このお客さんはすごくイケメンだからちょっとサービス良くしよう”、ぐらいあるかも知れませんが・・・。

このコンビニ店員のケースの場合はちょっと美人だからって声をかけただけと甘く見る声もあるかも知れません。しかしストーカーに変貌する可能性もゼロではありません。

普通ここまでする人は居ませんし、丁寧な口調だから良いじゃないなんていうのは全くもって通りません。むしろチャラい口調なら“あー、やっぱりか”となるかもしれませんが敬語全開でこんなメッセージが来たら女性は震え上がります。

そもそもお客と店員の間に恋はない

性差があるかも知れませんが、お客さんと店員(例えばレストランやアパレル、コンビニ)が出会って恋愛関係に発展するパターンは非常に少数派だということを理解する必要があります。特に女性店員に男性がアタックする場合は逆のパターン以上に可能性が低いでしょう。

性別と立場別に4パターン存在しますが、私の主観ではこの順番で成功率が下がっていくと思います。もちろん、実際にはこの基礎倍率に見た目や話しかけやすさ、清潔感などといった様々な変数をかけ合わせて成功率がはじき出されます。

1. 男性客女性店員がアタックする
2. 男性店員女性客がアタックする
3. 女性店員男性客がアタックする
4. 女性客男性店員がアタックする

女性から来る場合の成功率は一般的には高いでしょう。女性に言い寄られて嬉しくない男性は少ないですから。しかし男性も仕事中だと仕事に集中していたり、忙しかったりするので多少成功率は落ちます。逆に言えばお客として来ている男性を女性の店員が狙うのは理にかなっています。

ところで女性は気持ちを切り替えることに優れているので、仕事をしている間は“お客様”と“店員”という立場を強く意識しています。そのためどんな男性が来たとしても、“お客様”という認識が勝ちます。そのため、女性店員にアタックするのはかなり難易度が高いといえるでしょう。また優れた切り替え能力のため、女性の店員が男性客を狙うというのも非常に少ないといえます。

ましてや女性の客の場合、たとえどんなイケメンだったとしても良く分からない人からいきなりコンタクトされたら嫌悪感を覚えます。ナンパが得意な人は自己開示がとても優れており、相手の警戒心を解くのが上手いのです。普通の人にはできません。

今回のコンビニ店員のケースは、直接声をかけられるどころかラインという非常にパーソナルな連絡手段でコンタクトを試みています。正直女性にとってみれば“気持ち悪い”以外の何者でもありません。

昔なら気持ち悪い、でブロックされるだけで済んだかも知れませんがこれだけネットでシェアする文化が進んだ今。こうした行為は一瞬でネットに晒され、ツイッターやFacebookを通して拡散・炎上します。今回も数千リツイート行ったそうですから、やめておくのが賢明でしょう。

そしてタイトルの話ですが、そもそもお客と店員との間で恋愛関係に発展するパターンはとても限られています。何度も同じ場所に通い、相手に認識されるようになって、多少の会話もできるようになって、それでやっとスタートラインに立てたか立ててないかぐらいのレベルです。

1回買い物したぐらいのお客さんなんて完全に他人です。更に、接客マニュアルなどでお客との個人的な交流を禁じているところも多いので、店員も声をかけられると困ってしまいます。そしてお客さんにとってみても、1回買い物したぐらいの店員なんて他人です。ってか次の日には忘れてます。当然、マニュアルで禁止されていれば、店員から声をかけるのはもっての外です。

それでも挑戦するというのなら自由ですが、成功率の低さは理解しておきましょう。そして、たとえ挑戦する場合でも“店員”という立場を通してしか知りえない情報を利用することは完全にアウトです。立派な個人情報流出事件です。

まとめ

情報の不正流用(情報流出)と、店員とお客の間で恋愛関係が成り立つかどうかという2点を浮き彫りにした今回のコンビニ店員ライン流出事件。中々出会いがなければついつい誰でも・・・となってしまうのかも知れません。

別に恋愛関係をどういう風に発展させようが個人の自由ですが、店員という立場を利用して入手した情報を悪用するのはもっての外です。コンビニでは払い込み表などで水道料金を払ったりすることもあるでしょうが、そうすると住所などの情報も渡ってしまうことになります。

本来どうしても起きてしまうその情報流出ですが、これは店員のモラルに任されていた部分もあります。しかしこうした事件が起きてしまうと、コンビニ側もやり方を変えなければいけなくなるかも知れませんね。

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