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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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グラブル、人気キャラアンチラのガチャ炎上事件で確率を明記する方向へ

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浮かび上がるソーシャルゲームのガチャ確率操作疑惑

今年1月になんと800万人ユーザーを突破した人気スマホゲーム”グランブルーファンタジー”。その登場人物や装飾品などの美麗なグラフィックと、広大な空を飛空挺で旅するという世界観が大受けし、今やCMを見ない日はないほどの人気となっています。

そんな好調ぶりを見せつけるグランブルーファンタジーですが、最近になって有料ガチャから登場する”アンチラ”というキャラクターの出現率がおかしいのでは、という声があがるようになっていました。

 

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元々ソーシャルゲームにおいては、ガチャからどのキャラクターが何%で登場するなどといった情報は開示しないのが常でした。しかし、このアンチラというキャラクターは、同じく人気キャラであるアニラと共に特別な地位にあるキャラクターとして設定されています。

よってその特別性と強さから、そのキャラクターを欲しいと願うユーザーが続出。有料ガチャになだれ込むのですが、他のレアキャラとは全く出現率が違うと思われることがユーザー間の検証で発覚。そのような注意書きがなかったため、グラブル運営が大炎上する事態へと発展してしまいました。

また、グラブルではガチャページの下に最近ガチャを引いた人が何を当てたかという履歴が残るシステムがありました。そしてそこに不自然に多くアンチラが登場したため、”この履歴はサクラ(=ねつ造)ではないか”などと疑うユーザーも数多く出現しました。

グラブル運営はサクラではないと否定しつつも、ユーザーの指摘を受けてガチャ履歴を削除する方向へと動きました。特に珍しいシステムではないですから、なんらやましいことがなければ、別に消す必要はないように思えるのですが・・・。

グラブル運営、ガチャ出現率を明記する方向へ

ネット上でのこうした大きな動きを受けて、3月10日からグラブルでは各装備品毎に出現確率を明記する方向にしたとの異例の発表を行った。普通ソーシャルゲームでは超激レアが1%、激レアが5%、レアが30%といったような大体の確率は推測されるものの、具体的な数値に言及する運営は少ないものです。

そんな中での開示宣言ですが、一度離れてしまったユーザーを元に戻すほどの効力があるのかどうかははなはだ疑問です。また実際にレア装備の確率を明言されることで、”そんなの当たるわけない”といった諦めムードからガチャの売り上げが下がることも予想されます。

そんな板挟みの中、グラブル運営は対応に苦心していると考えて間違いないでしょう。たった一つレアキャラの出現率設定をミスってしまったが為にここまで大きな騒動に発展するとは運営も考えてもみなかったはずです。

中には30万使ってもお目当てのキャラが出なかった、70万で出た、などとする報道がテレビでも行われ、全国へその名を轟かせました。一ヶ月当たりのスマホ課金額は世界中を見ても日本がダントツの一位で、あらためてソーシャルゲームのガチャの威力を思い知らされる結果となりました。

魅力的かつ強力なキャラで射幸心を煽るだけ煽り、出現率を極端に低くしてガチャを大量に回させる。別にそのガチャキャラが居なくたってストーリーはクリアできますよ、という逃げ道は用意しつつも、ストーリー入手キャラの数倍、数十倍強力なキャラをガチャでぽんぽん追加していく。

本当にストーリーだけならまだしも、共闘イベントなどでボスに与えたダメージに比例した貢献度が貰えるとかなんとかで、より強力なキャラを手に入れたユーザーだけがゲーム内で利益を独占できる。

そのような既得権益層に打ち勝つ手段は時間ではなく、更にお金をかけてレアキャラを入手すること。そしてまたガチャを回していく。これが無限に続くのがソーシャルゲームです。

まとめ

日本だけスマホ課金料が他国と比べてダントツなところを見ても、ソーシャルゲーム、とりわけガチャの売り上げが凄まじいことを如実に物語っています。ドリランドなどから始まったガチャという集金スタイルですが、その絶大な効果の裏でガチャ依存症に苦しむ人達も存在するでしょう。

もちろんソーシャルゲームへの課金は自己責任ですから、だからといってその運営スタイルを批判するのはおかしいというのも事実。しかしながら、だからこそ人を依存症にさせかねない危険なシステムを扱っているという認識を持ってほしいもの。

ガチャはその仕組み自体大分ギャンブルに近いと言えます。であれば、せめて誠実な対応をとることが重要なのではないでしょうか。一度確率操作などとケチがついてしまえば、客はネットが得意なソーシャル層。あっという間に悪評が広がってしまいます。

これからのソーシャルゲーム運営は、より丁寧な遂行が求められていく事でしょう。

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