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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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未来のオンラインギャンブルは廃れる?人工知能や深層学習で攻略される最適化ゲーム

人工知能に遅れを取り始める人類 

人類がPC相手にチェスで破れ、将棋でも(恐らく)破れ、最後の砦と言われた囲碁でも負けてしまった現在。

数ある手から先を読み最適な一手を打つという技は、人工知能に劣りつつあります。

 

チェスや将棋などは、人工知能に敗北したからといって人気がガタ落ちするとも思えません。

しかし、この人工知能が壊滅的な結果をもたらしかねないのがオンラインギャンブルです。

ポーカーにおける人工知能の躍進

人工知能に対してポーカー界のトッププロ達が挑み、大差をつけられて敗北したというニュースがありました。

まだ人類がポーカーにおいても敗北したとするのは時期尚早といわれるかも知れませんが、実際すぐそこまで迫っているのでしょう。

 

そして現実世界のカジノと違い、インターネットを通じて行うギャンブル系のゲームはこの影響をまともに受けてしまいます。

PCに見えている情報を別のPCやスマホなどに入力し、最善の一手を計算してもらうことができるでしょう。

 

還元率が100%でない以上、人工知能では勝ちにいけないと思うかもしれません...が。
イーブンゲームでない場合の最善手というのを人工知能に計算されるのは同様に厄介であろうことは予測がつきます。

要するに、ポーカーの素人でもポーカーのトッププロより強い人工知能を使って、オンラインギャンブルに参戦できる未来が現実的になっています。

 

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ポーカー以外でも、ブラックジャックも危ないでしょう。逆にルーレットなどはまだ安心かも知れませんが、最適な掛け金・パターンはすぐに割り出されることでしょう。

これらの特化した人工知能はまだまだ一般化されていませんが、後5年、10年程度すれば普通にアクセスできるようになっていそうです。

その頃には一般家庭でもそれなりの人工知能を使えるマシンが普及していると考えれば、オンラインギャンブルの運営からすれば無視できない脅威です。

ギャンブル運営側の対策

例えばMMORPGでは、ゲームバランスを崩しかねないBOTなど、不正なソフトが同時に立ち上がるのを防ぐ仕組みがあります。

ところが不正対策はいたちごっことなり、抜け道だらけなのが実態です。ライトな動機であればそれでも十分ですが、お金がかかっているギャンブルでは不正を行う側も真剣でしょう。

 

つまり通り一遍程度の対策では全く効果がない可能性があります。

 

ガチガチに縛ろうとすれば、本人確認をとった上で手元・周りの環境のストリーミング及びPCスクリーンのシェアなどオンラインギャンブル参加者の監視が必要です。

それでもPC画面をどこか別の部屋の画面と共有し、そこで解析をして指示を貰うということも可能なので...。

 

単純にパワーバランスで考えればより巨大なお金を持つ胴元が高性能の人工知能を導入し、一般ユーザー程度の人工知能は蹴散らすという結末もありそうです。

が、無数のユーザーを相手に最適化しなければならない人工知能と、単一の人工知能のみを攻略すれば良い人工知能では条件が違うことでしょう。

 

感情によって揺れ動く人間のユーザーの中に、どんな条件下でも冷静な手を打ってくる人工知能(から指示を受けた人間)が紛れれば場を乱すことは容易に想像できます。

 

一般人がアクセスできる端末の高性能化と急速に発展する人工知能により、オンラインギャンブル界は拙速な対応が求められることでしょう。

人工知能による脅威は他の分野でも現実のものとなりつつあり、「自分には関係ない」と思っている分野がまさに侵食されようとしているかもしれません。

 

オンラインギャンブルの未来はあまり明るくないかもしれませんが、何もそれに限った話ではないということを意識しておきたいものです。

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