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31日、財務省および金融庁がサイバー攻撃被害の可能性

財務省と金融庁は1日、両省庁のホームページ(HP)が1月31日深夜からつながりにくい状態になっていると発表した。

 復旧に向けた作業を行っているが、めどは立っていない。両省庁はアクセスが集中していることがつながりにくい原因と説明。短時間に大量のデータをサーバーに送り付ける「DDoS(ディードス)攻撃」の可能性も含めて調査している。 

時事ドットコム:財務省HP閲覧できず=金融庁も、サイバー攻撃か 

 DDoS攻撃とは”Distributed Denial of Service Attack”のことで、サーバーなどが過度の負荷により正常なサービスを提供できなくなるよう仕向ける奴。

単体では"Denial of Service Attack"だけど複数のパソコンなどを用いて行う場合は”Distributed(=分散型)”という言葉をつけてDDoSと呼ぶ。ドドスって読んでしまいそうになるけど。

多くはスパムウェアなどから感染したパソコンを繋げた”ボットネットワーク”を通して行われる。知らぬ間に、私達のパソコンが加害者になっている可能性だって0じゃないというから怖い。

アノニマスの犯行だとか色々な報道があるようだけどいずれにしても本当に迷惑な行為だ。やめてほしい。ついこの前も日産の公式ページがDDoS攻撃でダウンしてサービス停止になってたはず。 

なんで攻撃されてるの?

この攻撃がアノニマスによるものだと仮定した場合、やはり何らかの法案に関係があるのかと思った。一時期、インターネット監視法案などといって騒ぎ立てていただけに、自由を弾圧する政府に対しての抗議の名目でサイバー攻撃を仕掛けまくっていた時期があるから。

しかし、よくよく調べてみると別にそのような法案は今審議されているわけでもない。どうやらイルカの追い込み漁に反対で妨害する気マンマンで入国しようとしたアメリカ人を入国拒否されたことに怒っているとか言われているけど、信じられない。

もしそれが本当なんだったら、アノニマスはただの政治思想団体に成り下がる。アノニマスは、全世界において監視プログラムや盗聴、ネットの自由の弾圧に対してサイバー攻撃などの強硬手段を起こすサイバー過激派団体っていうイメージを持っていたんだけど。

もしイルカの追い込み漁に全力で相手にしてたら正直幻滅してしまう。そういうのはアノニマスじゃなくて、環境保護団体でやるべきことじゃないのかと。あれ、アノニマスって環境保護団体だったっけ。

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あと、アノニマスの公式ツイッター(operation Japanの略?)があるんだけど全く更新されていない。2012年からずっと止まってるけど、凍結されているんだろうか。

もし自身が正当だと思う主義主張があるのであれば、表に出さずいきなりサイバー攻撃しかけるんじゃなくてせっかくツイッターとかあるんだし先にそこできっちり主張した方がよっぽど良いと思うけどなぁ。

例えその主張に効果がなかったとしても、無反応を受けての攻撃なのね、というロジックは理解できるし。人間はロジックの理解と共感できる部分が揃って初めて納得するから、納得は得られないかも知れないけど。筋を通すところは通すべきだと思う。

 

アノニマスでもなんでもいいけど、あんまりよそ様の行政に迷惑かけるような真似は控えてほしいものです。