infoMode

情報セキュリティからテクノロジー、お役立ち情報などを発信します。

ネットに痕跡を残さない生き方

繰り返される炎上事件から学ぶ、ネットの威力

FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が普及してしばらくが経ちました。

近年ではSNSを通じて様々な問題が浮かび上がっており、Twitterが巷で「バカ発見器」と呼ばれるほどになっています。

Twitter上におふざけ動画やいじめ動画などをアップロードして、ネット利用者から大バッシングを受ける「炎上」事件ももはや珍しいものではありません。

 

以前からネット上のバッシングは2chなどのアングラ系匿名掲示板に限られ、「祭り」として存在していました。

その「祭り」にTwitterなどを通じてインターネットのライトユーザー層まで参入するようになったのです。

そのため騒ぎが更に拡大し、メディアも無視できないほどの勢いとなりました。過去の「祭り」はせいぜいネットメディアが報じる程度でしたが、今や全国区です。

スポンサーリンク

 

 

たとえ悪いことをしなくても、悪いことをされる可能性がある

自分は清廉潔白だ。ネットで発信した全情報を見られたって構わない。そういう方も、少数派かも知れませんがいることでしょう。

しかしSNSなどのネット上にプライベートの写真をアップロードするなどの行為は、今や多数の危険性をはらんでいます。

 

写真の中には様々な被写体があり、風景などからおおよその位置を特定されることもあります。舛添都知事の際にも話題になりましたね。

部屋割りと、東京の何区に住んでいるという情報でマンションまで突き止めることも不可能ではありません。

 

その他にも、写真そのものが持っている位置情報(exif)であったり、写真に写る人から交友関係も予測できます。

その写真の相手の名前を見つけて芋づる式に情報を取っていくことも可能です。

 

写真の投稿時間や投稿間隔、ネットで公開しているプロフィール(職業、年齢)などを総合的に判断すれば、個人の生活パターンは比較的簡単に割り出せるでしょう。

他にもSNSでオンラインになっていることを示すマークなどもありますが、それをトラッキングされればネットに繋いでいるおおよその時間もバレてしまいます。

 

別に悪いことをしていなかったとしても、誰かが悪意を持って攻撃をしかけようとするには十分な情報が知れ渡っているのです。

 

ネットに痕跡を残さない生き方も考える

大原則として、ネットに何も書き込まなければ自分のプライベートな情報が漏れることはほぼありません。

友人経由で自身が映っている写真がシェアされる可能性はぬぐえませんが、それ以上の検索はできないからです。(悪いことをしていたら別ですよ!)

 

SNSがこれだけ主流になっている今、ネットにプライベートな情報を投稿するなというのは時代に逆行していると言う声もあることでしょう。

しかしながら、今やネット上の情報はいつ誰がどのように利用するか全く予測できません。

 

アイドル活動を行っていた女子大生に起きた悲劇の際も、テレビではネットから入手したと思われる写真が全国に報道されていました。

SNSに変な写真をアップロードしていて、それが用いられたらどうでしょう。特に本人と違うイメージを持ってしまいかねない写真は問題です。

 

SNSには公開・非公開設定がありますが、それもあまりリライオンできるようなものではありません。

Facebookの「友達」がその写真を拡散して、その友達が公開設定だったら無駄ですよね。

 

特に、SNSでは「友達」のハードルが低いもの。自分に近しい人間のみを友達にした状態での非公開設定ならまだしも、

よく知らない人間が多数「友達」にいる環境が果たして「非公開」なのでしょうか。

とてもそうは思えませんが・・・。

ネットに載せる情報は厳選する

SNSの爆発的な拡大に加えてスマホの普及に伴い、「シェア」することのハードルが非常に低くなっています。そうなると見えずにつまずきますね。

シェアするのが簡単すぎるからこそ、つまずきやすい。ちょっとセンシティブな話題や、誤解を招きかねない発言があっという間に全国、世界へ広がります。

内容について

ネットでシェアする情報は、「家族に見られて問題ないかどうか」が一つの判断基準になります。

あまり難しいことを考えすぎても時間がかかるし続かないので、まずはこの1点だけでもいいので意識するようにしましょう。

 

家族はとても近い存在であり、よき理解者でもあります。そんな家族でさえ、「NG」を出すのではないかと思われる投稿は確実に避けるべきです。

友人や学校・職場の関係者に見られて問題ないかどうかまで確認できればベストです。

 

いつどこで誰がどのようにその情報を引用・報道するか分かりません。どこに出しても問題ない、というぐらいまで吟味したいものです。

頻度について

ネットでオンラインで居る時間、投稿頻度などは立派な個人情報です。決まった時間に投稿し続けると生活パターンを予測されやすくなります。

SNSなどに投稿する際は投稿時間も意識しましょう。

 

投稿頻度が低ければあまり関係ないので、投稿時間を意識しなければならないほどSNSにハマっている現状を見直すのもありです。

出し方について

できる限り情報量が少ない方が良いでしょう。SNSなどでは視覚的にパッと入ってくる写真が好まれますが、写真はあまりにも多くの情報を含んでいます。

exif情報などは消した方が良い他、シェアする写真の被写体にも細心の注意を払いましょう。誰かの写真に写りたくない人もたくさん居ます。

 

夫「今夜残業で遅くなる」→妻(日課のfacebookチェック)→共通の友人「AとBと夫で飲んでまーす!イェーイ!」→妻「・・・」

なんていうのも実際に起きているようです。「自分の写真に写っていて大丈夫だろうか」という気遣いも大切です。

まとめ

今ではネットはとても身近な存在であり、スマホは大衆に普及し、ネットの速度は劇的に改善しました。

その弊害とも言うべき現象が、ネット上で多数見られます。

 

これからの時代は、ネット上に公開したありとあらゆる情報は、公開した瞬間に非可逆的に全世界へと発信されます。

スマホ画面のワンタップで、全世界に発言しているといっても過言ではありません。

 

SNSにプライベートすぎる情報を投稿する危険性なども徐々に認識され始めているようです。

しかしながら、若者、特に小・中・高校生あたりはまだまだ無自覚。学校の「どうとく」の授業でもきっちり教育すべき項目だと感じます。

 

流行りものに飛びつきたくなる気持ちは分かりますが、常に「ネットは全世界に向かって発言している」ことを意識したいものです。

スポンサーリンク