infoMode

情報セキュリティからテクノロジー、お役立ち情報などを発信します。

海外旅行中のテロ事件巻き添えを防止するための自衛策

国内や海外旅行中のテロ事件巻き添えを防止するための心得

昨年11月にパリを襲った同時多発テロ事件はまだまだ記憶に新しいところですが、テロ事件は中東の国々だけに留まらず、全世界的な広がりを見せ続けています。

従来の「中東の国々のみで起きる」という誤解はアメリカ9.11で既に解かれていたと思いますが、依然としてテロ対策がどこまで浸透しているかは不明です。

 

 

テロは、巻き込まれてしまったら終わりです。直接爆発や銃弾の被害を被ればそれまでですし、人質になってしまったら助かる見込みはほぼありません。

テロには屈しないという強いメッセージの元、各国政府は身代金などを要求するテロリストの要求を飲まない方針で固まっているからです。

 

ゴールデンウィークや夏休みなど、長期休暇に海外旅行に行く方。週末に国内で旅行する方。海外出張に行かれる方。旅行にはテロの危険が付きまといます。

テロ事件に巻き込まれてしまわないように、個人レベルで気をつけるべきことをまとめました。

テロ事件の巻き添えを防止する鉄則

テロの被害に遭わないためにも、まずはシンプルな言葉で、普段の生活から徹底しておきたい3か条をここに記します。

 

1.人が多い場所をさける

2.周囲の”音”に敏感になる

3.非常口を把握する癖をつける

 

それでは、具体的なシチュエーション毎にテロ防止策を紹介します。

スポンサーリンク

 

テロに注意しなければならない場所

車の旅行でない限りは、地下鉄や新幹線などを利用することが多いでしょう。特に閉鎖された空間である地下鉄は、テロの対象となることが多く、注意が必要です。

地下鉄・電車の駅では必ず以下の点に注意してください:

1. 人が多い車両・時間帯を避ける

人が多ければ多いほど、テロの格好の対象となります。また、単純な話人が多ければ多いほどテロリストが混ざる可能性も上がります。

2. 駅やホームの出入り口・非常口を確認し、ホームで待つ際はできるだけ非常口に近い場所で待つ

万が一テロリストが侵入してきた際に、真っ先に脱出できるよう待つ場所は非常口の近くが好ましいでしょう。

メインの出入り口付近はテロリストが利用する可能性もあるのでそこからは離れて、非常口付近で待機しましょう。

3. 周りの人物を(さりげなく)観察し、不自然に大きい荷物や違和感を感じる人物がいないか確認する

例えば小柄な方が不自然に大きい荷物を背負っているだとか、女性なのにお堅いブリーフケースを持っているとか。

何か違和感を感じる組み合わせを見つけた場合は、電車を見送る、速やかに別の車両に移動する(できるだけ離れる)等の対処が必要です。

空港

テロの代名詞といえばハイジャックといわれるほど。アメリカ9.11が起きた後では空港の警備や検査などは厳格化しています。

しかし、それでも危険性は残ります。持ち物検査・イミグレーションを通った後であれば多少は安心できますが、それでも油断は禁物です。

1. 一般区域で長居しない

空港には一般区域と制限区域と呼ばれる区分があり、保安検査を通り入出国審査を終えた先が制限区域です。

制限区域内ではそれなりに安心できるでしょうが、一般区域は要注意です。

 

最近も一般区域での爆発テロがあったばかりです。飛行機で旅行する場合は出発時間にちょうど間に合うようにスケジュールを立てて空港に行きましょう。

乗り遅れるからと数時間前に空港に到着し、一般区域で時間を潰すのは危険きわまりないということを認識しましょう。

 

これは、到着後も同じです。目的地に到着したら、到着ロビーの一般区域でうろうろせずにまっすぐ目的地に向かいましょう。

そのためにも、事前の計画が重要です。

2. 保安検査がどこで行われるか注意する

また、国によっては(シンガポールなど)は制限区域に入る際に保安検査を必要しないこともあります。

これらの場合は搭乗ゲートの近くで保安検査が行われるのですが、保安検査後の待機場所と外の区分がガラス1枚のみなので、テロに遭う危険性を否めません。

 

できるだけ飛行機の搭乗口に近く、ガラスドアからは離れた場所で待機しましょう。

3. 人ごみを避け、非常口を把握する

とにかく、人が集まる場所に近づかないように細心の注意を払ってください。テロリストは人が多いところを狙ってきます。

同じエリアにいたとしたら、人口が疎な場所がより安全です、注意しましょう。免税店ショッピングはほどほどに、周りの状況を見ながら。

 

また、万が一テロに遭った場合に備え逃げ込むべき非常口はどこか常に意識しておきましょう。

無意識にトイレの場所を頭に入れる人は多いと思いますが、同じ要領で非常口や非常階段も把握しましょう。

人が多数集まる場所(ショッピングモール、観光名所など)

1. どのような客層か考える

外務省などで少しでも注意すべき情報が流れている国では、ショッピングや観光をする際にも十分気をつけてください。

例えばアメリカ人などがよく利用するレストランは、現地の人がよく利用するレストランに比べてテロに遭う確率が高いためです。

ショッピングモール、観光名所(展望台等)、レストラン、カフェ、とにかく人が集まる場所は客層を見てできるだけ現地人に溶け込む形にしましょう。

 

せっかく旅行にいくならどの道現地に染まった方が有意義ですしね。

2. 時間帯を考え、人が集まるイベントは避ける

「そのイベントのために旅行してるんです!」というぐらい腹の据わった方は、必ず出入り非常口を確認しましょう。

テロリストの出入り経路と自分の避難経路を完全に頭に叩き込み、イメージトレーニングを繰り返してください。

その他の方は、「何かイベントやってるから見に行くか~」と人がわいわい居るところに近づかないようにしましょう。

 

特に、海外旅行での野次馬根性は身に危険を及ぼしかねません。

 

3. 音に細心の注意を払う

テロが起きたと分かる際には、銃声・爆発音・犯人の叫び声(例:アッラー・アクバル等)など必ず普段とは違う音がします(大きい音のことも多い)

一発目で生き残ることができた場合は、とにかく音の方向から遠ざかる方の非常口を目指しましょう。

 

特にテロの危険性が懸念される地域では、音に細心の注意を払って、すぐ近くに危険が迫る前に脱出しましょう。

人質になってしまうと助かる見込みが大きく落ちてしまいます。

 

国や宗教がらみの施設(大使館や宗教施設など)

1. IS・イスラム国などの組織が敵視している国の大使館などに近づかない

言わずもがな、敵視している国の大使館は狙われる可能性があります。

観光目的などでは近づかないようにして、付近にを通ることもできるだけ避けましょう。

2. 宗教施設に近づかない

教会やモスクといった宗教施設は、できるだけ行かないようにしましょう。
観光名所となっている場合は、人が少ない時間帯(例:朝)に観光しましょう。

3. 警察や軍関連の施設に近づかない

公的機関を狙ったテロも考えられるので、できる限り現地の警察や軍関連の施設、関係者に近づかないようにしましょう。

テロに注意しながら行動することも大事

1. 深夜の外出を避ける

夜10時以降の外出は可能な限り控え、どうしても遊びたい場合はホテル内のナイトクラブなどで済ませて起きましょう。

不慣れな地で夜遅くに外出するのは自殺行為です。

2. 自分の行き先を伝えて、緊急連絡先を把握する

家族や友人などに自分の行き先を知らせておく他、緊急時どこに電話をかけるか(警察、救急車)を下調べしましょう。

その上で、スマホなどでショートカットを作ってすぐに通報できるような体制を整えましょう。

3. 政治的主張や宗教的主張・議論を避ける

当たり前といえば当たり前です。最近では日本語が分かる外国人も居たりしますから日本語なら何話しても問題ないと考えるのは尚早です。

 

SNSなどで発信するのもできる限り控えましょう。

4. 常に3か条を意識する。

身を守る上で本当に重要な点ですので、普段から意識しましょう。

 

1.人が多い場所をさける

2.周囲の”音”に敏感になる

3.非常口を把握する癖をつける

まとめ

 

旅行している際には、いつどこでどのような事件に巻き込まれてしまうか分かったものではありません。

楽しい旅行が悲劇になってしまわないよう、必ず旅行先の安全情報は確認するようにしましょう。

 

国内であればネットで評判を探すこともできるでしょうし、海外であれば渡航先の安全情報を外務省が発信しています。

これらの情報に目を通す癖をつけましょう。大げさなことでもなんでもありません。

 

今の世の中、心配しすぎるということはありません。人ごみをさけて、目視や爆発音・銃声なで危険を素早く察知し、非常口から迅速且つ安全に脱出するよう心がけてください。

非常口を常に把握しておくのは、トイレの位置を把握することよりはるかに価値がありますから。

スポンサーリンク