オチェアーノ - 情報の海に溺れて

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オチェアーノ-情報の海に溺れて

情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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ラインなどのチャットアプリからの情報流出とその対策まとめ

急速に普及するSNSサービス

スマホが普及する前でも海外ではFacebookやMySpaceなどといったSNSサービスが流行していた。

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そして今、スマホが爆発的に普及した結果、今度はラインやカカオトーク、海外ではwhatsappなどのチャットアプリが絶大な人気を誇ることとなった。しかし前述のサービスも依然として人気を誇っており、同じくアプリ化されるなどして生き残りを図っている。

ラインなどのチャットアプリは一見とても安全に見える。インターネット上から見ることはできないし、不特定多数の人間の目に触れることもない。その上、手軽に写真なども共有できてとても便利だし、何より自分の携帯の中だけで完結しているように見える。
そのため、ラインなどのチャットアプリに対するセキュリティ意識やハードルは割りと低い人も多いはずだ。ついついプライベートな写真をやりとりする人も多いのでは。

流出経路は、何もハッキング(クラッキング)だけではない。

別に映画さながらのサイバー攻撃ばかりが情報漏えいの経路ではない。未だに文書が盗まれたりするような古典的な情報漏えいも起きているし、21世紀だというのに機密が保存された情報端末をバーに置き忘れる輩も存在する。
スマホであれば、ちょっとした隙に画面のスクリーンショットを取ってしまえる。それをメールで送信し、送信履歴からそのメールを消すまで1分もかからないだろう。スクリーンショットを取る場合でもシャッター音を発する機種も存在する(iPhone)が、スピーカーを押さえれば大部分の音は防げてしまう。
友人の家でトイレに立った隙に、開きっぱなしのスマホを操作され様々な情報が漏えいしてしまう。

それはイタズラ目的だったり、本当に悪意があったり、はたまたパートナーの浮気チェックだったり、様々な意図があるのかも知れない。いずれにせよ情報漏えいであることに変わりはない。

ロックも万能ではない

4桁の暗証番号では限界がある。誕生日などであれば友人程度でも知ることができてしまうし、パターンロックであればちょっと盗み見しただけで簡単に解除できてしまう。

指紋認証も、実は抜け道があったりする上に多くの場合は指紋認証とは別にナンバーの認証でもロック画面を突破できる。
一番安全なのは10桁ぐらいのロングパスワードを設定することだが、それは大変だというのも頷ける。ロックしているから放置していても安全ではないというのは重要だ。

更には、指紋認証機種では新しい指紋を登録することができてしまう。こっそり他人の指紋が認証設定されていたとしても、それに気づくのには時間がかかる。普段、自分のスマホが誰の指紋を認証するか逐一チェックする人間は少ないだろう。

進化する盗み見

最近では大学の講義などでも写メを利用してノートを取るとか。個人的には結果が出せればなんでもいいと思うのだが、それだけ手軽に情報を写せる時代になったことには警鐘を鳴らしたい。
現在では、街ゆく人全員が所持していても全く怪しまれない小型カメラを備えているのと同じだ。ちょっとスマホから目を離した隙に写メを撮られていても気づかない。シャッター音など消す方法はいくらでもある。そもそも他人の家なら隠し撮りされているかも知れない。
盗み見の方法が豊富になってしまっているため、直接画面から情報が漏れてしまうことも。もちろん、古典的なチラ見だってまだまだ現役だ。

チャット相手からの流出

自分がいかに気をつけていて、セキュリティ対策が100%だったとしても相手のセキュリティがザルなら何の意味もない。

別に相手が自分の意思で情報を漏らす可能性を疑えといっているわけではない。相手が盗み見などの古典的な漏えい経路に対して、どれだけ意識できているかを認識する必要がある。
特に情報セキュリティについてはまだまだ浸透していない部分も多く、“写真を公開して何が悪いの?”“誰も私のスマホなんか覗き見しないよ?”などと一蹴されることも多々あるだろう。本質はそこではなかったとしてもだ。

特に、これだけ情報流出事件が騒がれる中でも情報セキュリティに無頓着な人間は、必要性を説いても中々実感しずらく、セキュリティが改善される見込みも小さい。そうした人とは大事な情報をやりとりしない方が賢明かも知れない。


それは何も今に始まったことではなく、昔から口が軽い人間には誰も大事な情報を教えたがらないことと同義だ。
ネット上での口の堅さは、つまり情報セキュリティの意識だということ。情報セキュリティ意識の甘い人間にプライベートな写真を送るのは非常に危険だと、徐々に皆が認識し始めている。

今後、情報セキュリティの意識は情報流出事件のみならず、個人のコミュニケーションの選択にまで強い影響を及ぼし始める可能性もある。

まとめ

スマホでのチャットアプリも、Facebookほどではないが依然として情報漏えいの危険性があることを意識する必要があるだろう。

チャットアプリにおける情報漏えいの経路は、高度なハッキング攻撃ではなく、むしろ盗み見による古典的な漏えいが大半だと推測される。
スマホのロックは強固なものにしておく他、画面の輝度を下げる、覗き見防止シールを貼るなどとして防衛策を施しておくことも役に立つだろう。

他にもインストールされているその他のアプリからの写真へのアクセスを遮断するなどして、個人情報を強く守ることが重要だ。特にAndroid機種では悪質なアプリが多く出回ることから、必ずアプリをインストールする前にネットで評判を調べる癖を付けた方が良いだろう。

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