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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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絶対に迷惑メールを配信停止してはいけない理由

進化した迷惑メールフィルター

現在新規のメールアカウントを作ったり、比較的新しく作ったアカウントは昔と比べて随分と迷惑メールが届かなくなっています。

昔のYahooメールなど無料メールサービスはYahooそのものの広告の数もさることながら、あっという間に迷惑メールでメールボックスが埋まってしまうこともある程でした。そう考えると、最近よく騒がれがちな迷惑メールですがその歴史自体はとても長いのかも知れません。

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さて、昔に取得したメールなど懐かしいメールを保存しておく目的だったり、あるいは連絡先の変更をいまさら行うと連絡が途切れてしまうのを恐れてそのまま使うことがとても多いです。

そうしたメールアカウントは迷惑メールが鬼のように迷い込んでくるでしょう。何らかの対策を考える必要があります。

そもそも、なぜ迷惑メールが届くの?

これはメールの仕組みを考えれば簡単です。メールとは私達の郵便受けみたいなものです。郵便ポストには様々なチラシとか広告が入っています。そう、これは配達員があるエリアに対して絨毯爆撃を行っているから。単純ですね。

全く同じように、メールも絨毯爆撃されていると考えることができます。メールアドレスは言葉と数字の組み合わせなので、簡単な言葉や辞書に載っている単語のみのメールアドレスはあっという間に住所が割れてしまい、数多くの広告の標的になってしまいます。

メールが届くには、送信者がメールを送る意図を持ち、受信者のメールアドレスを知っていることが大前提です。

メールを送る意図:

                ・用件を伝える

                ・セールスや勧誘

                ・詐欺

                ・サイバー攻撃(標的型/無差別)

受信者のメールアドレスを知る方法

                ・総当り作戦(ブルートフォースなどと呼ばれる)

                ・インターネット上での検索

                ・名簿業者などからの個人情報リストの取得

迷惑メールの場合、メールを送る意図はセールスや勧誘、詐欺やサイバー攻撃が9割以上を占めるでしょう。受け取る側からしたらよほどのことでもない限り、要らないし受け取ると危険が及びます。中には、迷惑メール業者と適当なやりとりをして遊ぶような方々もいらっしゃるようですが。。。

メールアドレスを知る方法ですが、代表的なものが上で挙げた3つです。逆に言えばこれらを全て防ぐことができれば、知人以外から迷惑メールが届くことはありません。知人から届くものもあるかも知れませんが、それは迷惑(面倒)”な”メールです。迷惑メールではありません。

その為には、まず簡単なメールアドレスを作らないこと。できれば大文字小文字と数字が全て混ざった12文字以上のメールアドレスが好ましいでしょう。これを意識できれば総当り攻撃は数十年かかってもたどり着けないでしょう。

また、インターネット上にアドレスを公表しないのは当然のこと、FacebookなどのSNSでメールアドレスを公表するのもやめましょう。不特定多数が見られないようにすること。特にIDに安易にメールアドレスを使用すると丸見えになってしまいます。

名簿業者にメールアドレスが割れてしまっている場合は防ぎようがないかも知れません。そちらは情報漏えいしてしまっているということですので、以下の記事を参考に調査してみてください。現在進行形で漏れている可能性があります。

でも、なぜ配信停止してはいけないの?

迷惑メールが多数届くと憂鬱な気分になります。もういい加減にして、と迷惑メールに書かれている“配信停止”をいうボタンをクリックしてしまう可能性もあります。それ、絶対にやってはいけません。

頼まれてもないのに迷惑メールを送るような業者が、配信停止などという彼ら自身の不利益になるようなことをわざわざ行うと思いますか?

そんなわけありません。配信停止をクリックした瞬間に大量に広告が存在するサイトや、最悪の場合は不正に改ざんされたウェブサイトにダイレクトされウイルス感染を起こしてしまうこともあります。

しかも、わざわざ業者の指定する方法で配信停止を行わなくたって、迷惑メール報告するなり、ブロックするなりすれば少なくともそのメールアカウントからのメールはブロックできます。

それでメールサーバーを変えて引き続き迷惑メールを送ってくるような業者は、余計悪質で配信停止などしてくれません。

例えば迷惑メール業者の立場になって、配信停止をクリックする人を思い浮かべてください。まずそのメールアカウントは生きていて、これからも使いたいからこそ迷惑メールを停止しようとしている、ということが予想されます。

 

更に、上記の理由で迷惑メール内の配信停止をクリックしてしまうぐらい罠にかかりやすい人(言い換えれば親切で付け込みやすい)だとも予測できます。

そんなのカモがネギと塩を背負ってきてくれているようなもんです。万が一私が迷惑メール業者だったとしたら、たちまち不正リンクにダイレクトする“二度と本メール及び関連メールを受信しない”ボタンを作って送ります。

配信停止すべきでないのなら、どうすればいいの?

単純です。迷惑メール報告しましょう。そのような機能がないメールサービスであれば送信元のメールサーバーをブロックしましょう。他にも迷惑メールフィルターの設定強度を最大にしましょう。

配信停止が仮に良心的に設置されていて綺麗さっぱり迷惑メール業者と縁を切れるとしても、結果は上と同じです。であればリスクをとって配信停止しようとするより、メールをブロックしてしまいましょう。

迷惑メール報告をすれば、それはフィルターに情報として組み込まれ将来的な被害を防ぐことにも繋がります。

とにかく、迷惑メールと思われるものは触らないことが大原則です。以下の記事なども参考にしながら、注意して迷惑メールは対処してください。決して配信停止してはいけませんよ!

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