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ニュースについて、自分で考えてみることの重要性

ニュースは選べる時代に

テレビと比肩する、あるいはそれ以上のメディアとなりつつあるインターネット。私達は昔では考えられないほどたくさんの数のニュースに触れており、しかもそれはテレビの前や新聞を開かなくても、いつでもどこでも携帯電話、スマホからお手軽に見ることができる。

そして、政治においてテレビ局や新聞社などは保守的からリベラルな考え方まで様々な立場を取っていたが、とはいえ一つの会社の中ではそれなりに一枚岩だった。

他にも、特定のテレビ局は韓国系の情報を多く特集したり、あるメディアは欧米の情報を輸入することに集中していたり。従来型のメディアは結構立場がはっきりしていたので、見る方も”多少色がついているな”ということは理解していたでしょう。

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よって見る方読む方もそのフィルタがかかっていることを意識して、例えばリベラルよりならその前提でニュースを読むようにするなど一手間加えていた。

そうすることで様々な視点にたって、物事を考える力が養われていくからだ。一つの事象を多様な視点から眺めるというのは大人にとっては必須のスキル。

インターネットが無い頃は、メディアにそこまで大きな多様性はなかったので大手テレビ局のニュース番組などが大きな世論を形作る一角になっていたのは間違いない。

しかし、インターネットが一般にお手軽な形で普及した結果、人々は自分たちにとって心地の良い情報のみを追い続けることを好み、それらに合わせた情報を発信するインターネットメディアが頭角を表し始める。

ニュースの多様性から来る弊害

大手テレビ局や新聞社では、大企業ならではの品質管理などが行われている。更に記事やニュースのネタの新鮮さや確実性なども保証されていたため、デマ情報は殆どの場合では流れなかった。しかし、インターネットはどうだろう。

例えばGIGAZINEなどのように、インターネットで十分影響力あるメディアとして認定されているなら信憑性はあるだろう。

しかし、例えば虚構新聞などに代表されるユニークニュースや、2ちゃんねるなどのまとめサイト、そしてその界隈で話題になっていることを積極的に発信しあたかもネット民の代表意見かのように振る舞うネットメディアまで存在する。

その一方で従来のマスメディアは今まで通りの情報発信を続けることになる。そう、今我々の生活にとってニュースはとても多様性に飛んでいる。

そうした中だからこそ、自分の意見を持つことはとても重要になってくる。あるニュースに対して自分の意見を持っていなければ、テレビやインターネットでの報道を鵜呑みにしてしまう。

ニュースの見方を養うことの大切さ

選択肢を与えられれば、当然のことながら自分にとって都合の良い情報ばかりを取り込むことを好むのが人間だ。少しお腹が出てきた人が、ぽっちゃり、ダイエットなどとして検索したとしよう。

そこに、きついけどやせられるライザップの話題と、少し太っている方が平均寿命が長くなるというニュースの二つがヒットしたとする。どちらを選ぶかは歴然だ。そうして人は自分の見たい情報だけ見て、小さいことから大きな事まで正当化していく。

しかし、それではニュースの意味が全くない。ニュースは世の動向を知るためという理由はもちろんだが、ニュースは人間の視点の多様性を学べるところでもある。例えば尊厳死などについてのニュースがあったとする。

感情だけで物を考えた時には尊厳死は許されるべきだと考えるかも知れないし、法律上は許されていないとしたって改正に動くべきだ、などという意見が出てくることでしょう。

 

その一方で、医師や尊厳死を選ばされる家族の負担だったり、患者本人の負担だったり、自殺とどう違うのかという哲学的な線引きだったり。

ある一つの話題において、ニュースは自分の知らなかった知識を与えてくれて、考えつかなかったような意見や論理を学ばせてくれる。

自分の知っていること、自分に有利なことしか書いていないメディアは読んでいて安心するしとても居心地良く感じるが、あまり自分の成長には繋がらず、知ったかぶりなどのおごりに走ってしまう。

ニュースの鵜呑みは厳禁。まとめ。

せっかくニュースに更なる多様性が与えられたのだから、自分の読みたいことだけ読むのではなくて、興味を持った対象についてありとあらゆる角度から考察してみよう。

まずは様々なニュースメディアでどのような報道のされ方をしているのか。それぞれのニュースメディアはどのような立場の人間がどのような意図を持って書いているのだろうか。

この分析を行うだけでも価値があるが、その上で自分はどう考えるか、ということを意識しよう。興味のある話題についてありとあらゆるニュースを読み終わって、結局自分はどう考えるのか。この訓練は、決断力や判断力を磨いてくれる。

ニュースが飽和している今の世の中では、何気なくニュースを見て、”ふーん”という感想で終わってしまいがちだ。しかし、飽和しているからこそ、組織個人問わずありとあらゆる視点からの意見を得ることもできる。それは、とても貴重で贅沢な体験だ。

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