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インターネットに公開すべき情報、すべきでない情報

ネットに蔓延るキス動画

今に始まった話ではないですが、最近非常によく見かけるのが“キス動画”をインターネット上で公開している若者達。彼らは自分のパートナーとのプライベートな写真をインターネット上で公開することにより自己満足を得たり、見栄を張ったりする。こういった行為に嫌悪感を覚える方も一定数います。私とか。うらやましい、けしからん!

ポイントは、これは電車の中でカップルがところかまわずイチャイチャしているのとは全く別の次元の話だということ。“周りが見えていない”というのは若者であればよくある話ですが、“自分から公開しにいく”というのはもはや別の話。

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例えるなら家の中でイチャイチャしていて、“そうだみんなに見てもらおう”と電車に乗ってわざとイチャイチャ始めるようなもの。

電車の中で(つまりは公共の目に触れるところで)イチャイチャしている点は一致していますが、そこに至るまでが完全に違います。つまり、非常に性質が悪いのですね。

 

当然、上記のような行動は別れた時、将来の時、就職の時、などなど後先のことを考えればどう考えても悪手ですが、そんなことを考えられるようなら始めからしません。この程度であれば、“当たり前だ”と思うかも知れません。

しかし、細かいところを見始めると、プライベートや仕事の情報をSNSにアップロードしている方々はたくさんいます。誰かと会っているなんていう情報なんて漏らさない方がいいですよ、どうするんですかどちらか片方がパートナーに嘘ついてたら。。。なんて。

仕事の内容について

例えば試作中のプロダクトサンプルだったり、精巧な3Dモデルだったり、大規模な建設現場だったりあるいは“こうなるらしい”という未来予測だったり。

こういった“世間に知られておらず”、“心動かされるもの”というものを、会社において、社員は独占して触れることができます。

人間というものは、“自分だけが知っている”という情報の管理が非常に甘く、例えば“誰かに話して驚いてもらいたい”“話のネタにしたい”“パートナーにすごいことをしている人なんだと驚いてもらいたい”などなど自身の様々な利益のために大切な情報を漏らしてしまいます。

それはお酒の席だったり、キャバクラの席であったり、はたまたハニートラップされていたり。シチュエーションは多種多様ですが、門外不出の情報を漏らすのは人間以外にありえません。

しかし、どこまでは公開しても問題がない情報かどうかという判断が難しいと思うこともあります。しかし、そもそも判断に迷うようなら公開すべきではないのです。

 

関係ないと自分では思っていた話から筋道立てて推測を立てられることだっていくらでもあります。もちろんゼロ百の話をしているわけではありませんが、最低限の情報(自分がどういう仕事に就いているか)以外は何一つ話さないほうが良いでしょう。社内の人間関係についても、黙っていたほうが得策です。

この原則は、当然インターネットに対する姿勢にも適用されます。原則、仕事の内容については一切公開しない。シチュエーションによって公開しても問題ないかどうかなんていくらでも変わってしまうので、自己判断を避け、リスクを潰しましょう。

プライベートについて

ここでも、基本的に公開する情報は最低限にとどめておいた方が良いです。なぜなら、情報を開示すれば開示するほど、他人がその人に悪印象を持ったり、害をなしたりすることができるからです。以下にいくつか例を紹介しましょう。

ケース1:

大人A:○○県住み一人暮らし、普段は会社員やってまーす。月曜日がつらい・・・(泣)

盗人A:なるほど。平日の昼間ならしのび込みやすいわけだな。

 

ケース2:

大人B:今沖縄で水が透明すぎて影が見えるビーチをエンジョイしてまーす!マジ最高!

上司B:あいつ、俺らが仕事で休日出勤してるというのに。

上司C:あれ、あいつ病欠じゃなかったのか。

 

ケース3:

大人C:マジ○○ちゃん愛してまーす!(2年前の投稿が残っていた)

新しい彼女C:・・・(ドン引き)

 

とまぁ、上記はすぐに思いつく例ですが他にもいくらでも悪い方向に働くパターンはありえます。

 

公開/非公開なんてまやかし

自分は“公開”していないから大丈夫、と思ってませんか?不倫パートナー検索サイトに登録している人物のアカウントとクレジットカード情報が大量流出したのは記憶に新しいですが、要するに“インターネット”にアップロードした時点で危険なんです。

そのデータは既に公開した人間の手を離れており、つまりはコントロール外なのです。外に出てはまずい情報は、そもそもアップロードしないようにしましょう。

もっといえば、公開どころかアップロードすらしていないのに流出する情報だってあるんです。それは、ウィルス感染だったり。そういったものに対して、どこまで把握していて、どこまで防衛できているのでしょうか。

 

“キス動画をインターネットに上げる”なんてしないわ(笑)と思った方。何も危ないのはキス動画だけではありません。

インターネットに情報をアップロードした時点で公開・非公開に関わらずそのデータは管理者の手をすでに離れていることを自覚して、適切にリスク管理を行っていきましょう。

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