オチェアーノ - 情報の海に溺れて

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情報漏えいの事例など、情報セキュリティ意識を高めるブログ

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情報漏えいランキングと注意点まとめ【個人編】

情報セキュリティ意識の重要性

ネット上で様々な専門家やウェブサイトなどが情報セキュリティについて熱く語っており、世の中には多数のセキュリティベンダーなどが存在しています。これをそのまま受け止めると、世間において情報セキュリティについての意識が高まっているはずなのですが、なぜか情報漏えいは止まりません

 

それは何も大企業や政府機関だけでなく、私達個人のレベルでも情報漏えいによる被害が出ています。それはリベンジポルノに代表されるような行為で、過去との交際相手の赤裸々な写真だったりが一度ネットに出回れば最後、一生ネット上から消えることはありません。自分の子供や孫の世代までずっと残ってしまうのです。

 

ひとたびネット上に写真が出回ってしまえば、いかなる法的手段を用いたとしても消すことができません。その写真はあっという間に点在するニュースサイトやまとめサイトで掲載され、プレビュー数の高いサイトから個人SNSにどんどん広がっていくわけです。更にはダークウェブ(ウラインターネットみたいですね。。。)と呼ばれるインターネットの深層は検索エンジンはおろか一般人ではたどり着くことすらできず、そうした場所に写真が流れてしまえば本当に取り返しがつきません。

 

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第3位:イケメン体操選手のハーレム画像の流出

比較的新しい話題ですが、日本トップクラスの現役体操選手のプライベートな写真が流出してしまい、ネット上が騒然となりました。世間では実力とその見た目の良さが合わさり女性から絶大な人気を誇っていたようですが、流出事件の後ではすさまじいバッシングに拒否反応が見られます。

 

この事件を情報セキュリティという観点でおさらいすると、ポイントは2つ。

                ・流出してはまずいモノ(あられもないポーズが写ったハーレム写真)

                ・女性とお酒

今回流出したのは住所や氏名、電話番号といった情報ではなくたった4枚組の写真です。しかもそのうち3枚は“このモテ男め!”という男子の嫉妬を買う程度のもので個人的にはそこまで問題があるとは思えませんでした。しかし、4枚目がまずかった。女性に囲まれながら、恥ずかしい格好をして写真を撮られるというのはいささか危険意識に欠けるといわざるを得ません。

 

今や国民の半数以上が所持していても全く疑われない小型カメラを持っているも同然です。自撮りブームなどの後押しもあり写真を撮ること、撮られることについてのハードルが一気に下がっていることも問題です。

 

誰でも簡単に写真を取れるようになってしまったせいで

                ・写真を公開する・しないを決定するモラル

                ・写真を厳重に管理する意識

 

の2点が欠落した方でもバンバン写真を撮ってきます。“これは公開すべきでない”という写真があったとして、果たして自浄作用が働くかどうかはその人次第です。平時なら正しい判断を下せている人でも、例えば何かその被写体となった人物とトラブルがあったとすれば、仕返しにプライベート写真を流出させることだってありえます。人間ですから。代表的な例が今世間をにぎわしているリベンジポルノです。このイケメン体操選手の件も、ネット上ではリベンジポルノの一種ではないかという見方が大半のようです。

 

またどれだけその撮影者が信頼の置ける人物で、絶対流出させることはないといえる人物だったとします。しかし、情報セキュリティ上は数ある流出経路のうち一つを塞いだに過ぎず、全くもって意味がありません

 

私達一般人とは無縁の世界に生きる方なので“関連度”を考え低めの第3位に設定しました。ですが、もし自分がトップクラスのアスリートで、世間の好感度も最高なところからこのような流出事件を起こしてしまったと思うと・・・。身が引き締まる思いですね。

第2位:セレブ写真流出事件(2014年)

2014年に世間を騒がせることとなったのがこの事件。オンラインのクラウドサービスを利用していたセレブ達(それも世界的に有名な人ばかり)のヌード姿などが流出し、ネット上に拡散。収拾のつかない状況にまで発展して大ニュースとなりました。

 

クラウドサービスの運営企業は業界大手の超有名企業であり、ハッキングから流出したとは中々考えづらいことから標的型攻撃の被害を受けたのではないかと推測されています。つまり、セレブ達個人に対してスパムメールなどを送信し、アカウント情報を盗み出した上で写真を堂々と正規の手続きにのっとってダウンロードしたということです。

 

流出したセレブ達があまりにも著名すぎて、瞬く間に全世界の人間が知ってしまったのがこの事件の恐ろしさ。一度流出してしまうと取り消しは難しいどころか、ものの1分もしないうちに全世界に危険な情報が発信されてしまうわけです。このセレブ達は自分達を丸裸にされたような気分に陥り、非常に後悔していることでしょう。

 

サービス提供企業へのハッキングだったのか、セレブを標的として行われた攻撃だったのかは分かっていません。しかし他のどの流出事件でもいえるように、漏洩して困るような情報は絶対に他人の手に預けない(それがいかに有名な企業であっても)こと。自分のパソコンにも保存しないようにし、どうしても保存したい場合はDVDなどに保存、DVD PLAYERなどを使って再生するようにしましょう。

 

特に個人においてはハードな流出(盗難事件)よりもソフトな流出(ネット上での流出)事件の方が危険で身近な存在。スタンドアローンな保存方法を考えましょう。でもできれば隠したい情報を消すのがベストですけどね。

第1位:Winny流出事件

私達一般人がもっとも気をつけなければならないのがこの手の事件です。これは第3位と第2位のあわせ技で、情報セキュリティにおいてはいかに他人を信用しないことが重要かと認識させてくれる事件でもあります。流出経路としては恐らくもっとも危険で、誰に対しても広く起こりえることがもっとも怖いところです。

 

第2位と同じくある有名企業の社員が、P2Pファイル共有ソフトを使用していたところ個人情報暴露ウイルスに感染。メールと添付物などがネット上に流出してしまったというのがあらすじです。その添付物にはやはり女性のあられもない姿が映っており、セットで個人情報も流出してしまいました。それだけ聞くと、“何それ普通の流出事件でしょ?”と思ってしまうかも知れません。

 

確かにそれだけで留まっていれば何のことはない流出事件かも知れませんが、実際には2ちゃんねるや各種まとめブログなどで炎上につぐ炎上で、流出した本人とその関係者に現実社会において多大な損害を与えたことは疑いの余地がないでしょう。

 

流出した情報(主に企業名や個人名、添付ファイル)を通じて、mixiなどのサイトで登録者を特定。そうして芋づる式に深いところまで特定されてしまい、大問題に至りました。裸の写真自体はいくらでもネット上に転がっているでしょうが、それが個人のSNSアカウントを紐付けられてしまったが最後、社会的抹殺と同義です。事の重大さからmixi運営が自ら動き出し、関連するアカウントを全て削除するという前代未聞の結末を迎えました。

 

Winny関連では他にもエリートと呼ばれるような人達が保存していた動画等が流出、その結果泥沼に陥った話などいくつも恐ろしい話があります。こういった悪意あるウイルスから自衛する方法を身につけると同時に、得体の知れないものを利用することは避けましょう。

流出させる気がなくても、流出する

流出させた人間は恐らく“流出させる気”を持っていなかったでしょう。そしてそれを信用し、“流出したら困る情報”を渡してしまったのが被害者です。リベンジポルノなどと違い、この事件に個人の思惑は関わっていません。そして、この点が私達が常に、強く意識しなければならないことです。

 

情報が生まれた時点で漏洩のリスクが発生します。それは人の意思が介在することもあれば、人の意思とは関係なく漏洩することもあります。例えば恋人の性的な写真。パソコンに保存していませんか?もしそうであれば今すぐ消去すべきです。なぜならその写真の管理権は、厳密には“パソコン”にあるからです。

 

もちろん、写真を撮ったのは人間で、それをパソコンに保存したのも人間です。しかし、実際に写真というデータを管理しているのは人間ではなくパソコンです。パソコンがハードディスクなどの記憶媒体にその情報を書き込み、必要に応じて読み込めるようにしてあるのです。

 

つまり、その気がなくともパソコンやハードディスクを盗まれてしまえば流出します。当たり前と思うかもしれませんが、しかし時に起きているのも事実。パソコンは忘れなくてもスマホだったり、USBメモリだったりはたまたかばんごとごっそり盗まれることだってないとは言い切れません。

 

更に怖いのが上記のような個人情報暴露ウイルスやスパイウェア。これらはそもそも感染しているかどうかすら分からないようなこともあり、とても危険です。ウイルス管理ソフトを導入してきっちりと対策しましょう。Nortonなど有名企業のものであれば基本的に大丈夫です。

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流出して困るようなものを保存しない

結局のところ、情報セキュリティ対策としてはこれ以上の策はありません。人に見られたら困る写真は有無を言わさず削除する。公開されたら困るような情報(例えば恥ずかしいポーズをとっている写真)などはそもそも撮らせない・万が一撮られたら確実に消させる、など徹底すること。

 

一度流出してしまったら後には戻れませんし、誰も助けられません。情報セキュリティは自衛あるのみです。気をつけていきましょう。

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