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有給休暇取得が許されるのは19世紀までだよね?ちくしょう、転職だ

有給休暇が許されるのは小学生までだよね(棒)

有給休暇を取るのってすごく難しい。形骸化しきっている規則以外に最近はワークライフバランスとか、色々な概念が提唱され始めてはいるけど、どこまでいっても概念でしかない。しかも、

なんて言われてしまう始末。私は若者の範疇には入らないが、若者にワークライフバランスの感覚を教えることは重要だと思うけどね。別に休みが多い、定時退社が多いと会社が成り立たないなんてことはない。それこそ、グローバルスタンダードであれば成り立つような世界がある以上、うそになる。

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

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 毎回思うのが、グローバリゼーションとか声高に叫ぶだけ叫んで国際競争力をとかいうけど、その一方で欧米の仕事環境については中々誰も言及しようとしない。実態を知れば欧米の良いところに休暇取得数の多さや長期休暇の頻度と挙げる人は多いと思うんだけど、日本企業にとっては悪いところに映ってしまうんだろうなぁ。

仕事柄アメリカ人やフランス人などとよく一緒に仕事するけど、彼らとは根本的に働き方が違う。働き方が根本的に違うのに、どうやったら彼らと同じ土俵に立って国際競争力を得られるなんて思ってしまうんだろう。働く環境は日本で、求めるアウトプットは欧米スタンダードってそれおかしいのでは?

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土俵が違うなら結果も違う

日本企業の職場に混じって働く、優秀と謳われていたイギリス人を知っています。でも彼は今非常に苦しんでいます。幸い言語には不自由していないようだけど、母国の働き方とあまりにも乖離しているため調子がとれないみたい。

数々の厳しいアセスメントセンターを乗り越え、プロジェクトリーダーとして人気もあり前の会社ではとても優秀と評判も高かったのに、日本式の評価基準に当てはめてしまうとあら不思議。

”早く帰る”、”休日出勤しない”、”徹夜してでも仕事をやりきるという気持ちがない”などといった点で駄目だしされまくり。実際、彼の仕事ぶりは他の社員と比べて遜色ないどころか凌駕しているところもある(ように、私には見える)のに、そんなことはおかまいなし。

当たり前のことだけど、価値観が変われば評価基準も変わり、評価基準が変われば最終評価も変わる。日本が海外で評価されないのと同じぐらい外人も日本で評価されなかったりする。やみくもに海外至上主義を叫ぶのはやめません?私も海外に習って年に4回ぐらい2週間の長期休暇取っちゃおうかな。定時退社は当たり前だよね。

じゃあグローバルスタンダードって?

企業マネジメントや評価制度のグローバルスタンダードなんていうのは都合のいいまやかしなんじゃないかな。信号機が赤は止まれ、青は進んでも良いなんて全世界共通かもしれないけど、その人種の価値観が関わるものは全世界で違っていて当たり前だと思う。

そしこの主張が認められるのであれば、日本人の働き方についても正当化できなくはない。長時間労働、休日出勤、入社年数などが評価されるのが日本、そうでないのが欧米(一例だけど)。って感じでロジックが成立する。でもその代わり結果至上主義を導入するのはやめてね?

実際のところ、いわゆる伝統的な日本企業は国際競争力という意味では二兎を追おうとしてどちらも追えてないように思える。まず勤務時間や休日出勤などで海外企業を圧倒し、彼らより長く働いた分にまで厳正な結果至上主義をあてはめようとしている。

でも、結果至上主義って多分好きなように働いていいから結果を出せ。って解釈できるし、だからこそフランス人は4時半ぐらいに退社する。欧米の一部大企業(特に石油系)は隔週金曜日が休みか、毎週金曜日が午前だけ出勤なのも、結局会社としてはそれでも成果が出てるから。

海外の顧客からよく、なんで日本企業の社員はこれだけ働いて、外国の競合他社はすぐ帰るんだ?と聞かれることがある。別に彼らが日本人と比べて特別優秀だとは思わない。彼らが日本人のような働き方をしたらアウトプットにそんなに大差はでないんじゃないかとすら思う。

だって同じ人間だし、どこまでいっても一人二役以上の活躍なんて期待できない。それは何も日本人同士でなくたって、欧米やアジア勢の人間だって同じはずなんだ。もちろん中には個々のウェイトがとても重い仕事もあるかもしれないけど、でも二人分の仕事をしているわけではないよね。

閑話休題

友人の話を聞いていると、「え、君有給取るの?ちゃんと引き継ぎしてね?穴埋めしてね?」どうのこうの言われて困っちゃうらしい。中には、有給が許されるのは新入社員までだよ?なんて言われたり、逆に無言のまま返答がなかったり。そもそもとても言い出しにくいよね。幸い、私の会社ではまだマシな方かなとは思うけど、どっちにしたって有給は幽級。とれない。

でもさ、オンとオフの切り替えってとても大事だと思うんだ。ずーっとマインドセットが固定されているとリフレッシュできずに新しいアイディアも生まれない、いつも通り、形骸化、マンネリ。刺激もないのに新しい反応が起きるわけもないよね。有給とってリフレッシュしたら向こう一ヶ月ぐらいは乗り切れるよ。

たまには辛い時もあるし、旅行に行きたいときもあるでしょ。いいじゃん有給とったって。というわけで、以下有給をうまくとるポイント。

有給の取り方まとめ

まず有給取得が成功するためには、環境がとても大事になってくる。口実というのは上司の立場からすればあまり関係ないんだよね。どんな理由だろうが有給の間不在になるんだから、マネジメントする立場としてはあんまり変わらない。ましてや南の島のビーチを堪能してきまーすなんて告げて有給取る輩なんていないだろうし(いないよね?)口実はありきたりでいい。

環境は、

・上司がちょっと暇そうにしてて

・上司の機嫌が良く

・自分と上司以外の人ができるだけ少ない時で

・自分の仕事が超忙しい期間ではなくて

・上司の締切日が終わった直後ぐらいで

・木曜日や金曜日の夜

なら完璧。まぁ4点ぐらいぐらいお膳立てしておけば大丈夫。 要は気が多少なりとも緩んでいればいいの。ここまで条件が揃えば門前払いはないと思う。門前払いされたら・・・ちくしょう、転職だ!

一応、口実も書いておくけど一番いいのは言い訳がましくせず、お休みちょーだいだと思う。

・私用のためお休みを

・社外活動やセミナーのためお休みを

・体調不良のためお休みを

・旅行のためお休みを

・家族知人の結婚式お手伝いのためお休みを

 ・免許証更新のためお休みを

とかなんとか。

日本の有給取得率はイギリスの10分の1らしいですよ。異常も異常。もっとみんなトライすべき。

ただ、やっぱり中間管理職の評価制度とかも変えていかないと中々上司も承認しにくいところがあるんだろうなとは思う。自分が休みなしに働いたんだからお前らも休むなっていうのは、個人的にはありえないと思う。

だけど、上司の立場になって考えたら、穴埋めのために休日出勤とか、代替メンバーを借りるとか、いろいろ大変なんだ。一人分の穴っていうのはそう簡単に埋められない。人が多い大企業ならまだいいかもしれないけど、会社の規模が小さいところは特に厳しいよね。

業務量や従業員数は欧米とそう変わらないはずなのに、一人当たりの業務量が日本は異常な気がする。唯一心当たりがあるとすれば無理な納期だ。欧米人は交渉がうまい。納期が遅れても開き直ってうまく交渉できる。そもそも余裕ある納期を勝ち取るだろう。

日本人は多分、真面目すぎるから納期遅れたらバツが悪くなってまともに喋れない。まじめな奴ほど馬鹿を見るって時々言われるけど、そうなっていないことを望む。。。

まとめ

みんなもっと有給取ろう。有給休暇にまつわる問題についてより詳しく知りたい方はこの本がとても参考になる。

 

遠慮せずに休んじゃいけないの?: 年次有給休暇 休みづらい問題 (労働時間・休憩・休日ターンアウトマガジン新書)

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